午前中、本校卒業生(大学3年)が、「司書教諭」免許取得(課題レポート作成)のために来校する。質問の中に「選書規定は、成文化されていますか?」というのがあった。よく考えると、成文化するのは簡単なこと。でも本当に機能する図書館を作るためには、成文化されているかどうかではないのだなあと思う。
 最後に入り口の「ビッグブック置き場」の本を見て

「よい絵本」に入ってますね!・・・と。今確かめたら、確かに入ってました。はい。

 午後、1,2年の学級文庫整理。読まない本は処分する。

新着本
 昨年

みえないってどんなこと? (いのちのえほん)

みえないってどんなこと? (いのちのえほん)

という本を購入した。授業で使おうと思っていたが授業にかけられなかった本。
オチツケオチツケこうたオチツケ (いのちのえほん)

オチツケオチツケこうたオチツケ (いのちのえほん)

これは、同じ「いのちのえほん」シリーズの14巻でADHDのこうたが主人公の本。あとがきの「ADHDといわれる子ども」佐々木正美@(児童精神科医川崎医療福祉大学教授)より

 ADHDとは、注意欠陥多動性障害とも言われます。注意の集中が困難で、落ち着きなく動き、衝動のコントロールがへたなのです。・・・・・
 いろいろなものが見えたり聞こえたりする場面や状況で、必要な状況を取捨選択して、適応して行くことは一般に困難です。相手の気持ちを考えながら、自分の意見を発信することも、いろいろ困難です。ドッジボールのような各瞬間に変幻自在な適応をもとめられる運動や遊びは、もっとも苦手なものです。・・

 このシリーズは授業で使える本がかなりあるので、機会があれば手にとってみるといいと思います。

 今日のニュース
京都市教委:目指せ100冊読書マラソン 全小対象にプロジェクト /京都

 100冊読んで「記録する」のが大事なのでしょう。様々な読書プロジェクトができ、多くの子供にいい本が届くのならこれほど嬉しいことはない。
 今日は学校で、昨日「30冊」と言った子が「もう35冊!」とまたVサインだった。1日5冊借りれるので、このペースになる。Vサインを見ながら、私の図書室整備の原動力は、小学校時代、図書室の本があまりに少なく読む本がなくなってしまったことだと思い出す。