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図書室を改装し始めて丸2年がたった。以前は、机の上におしゃれなコットン生地で作ったテーブルかけがかけてあった。ということは、そこは学習の場ではなく、ほとんどが保護者の会合の場であった・・らしい。
今年は、今後の引継ぎを考え、ここまでになった図書館をどう運営し、どう継続していくかも視野に入れなければならない。
昨年度末、ある保護者の方が「(小6の子どもが)中学に本はあるんだろうか?」と心配している」という話をされてきた。本校のように「青い鳥文庫」「YAエンターティメント」や「その他のYA」そして「新しいファンタジーのほとんど」
が入っている図書館から進学すると、それは厳しいかなと思う。
一人だけだなくそういう話があったので、今年は新しい試みとして、保護者にも対応できるように計画中である。「図書室は、自分とは関係のない世界」ではなく、「日常の一部」になってくれることを願って。
今思い出したんだけど、神戸時代の図書館問題研究会で売っていたTシャツには
「くらしの中に図書館を」というのがキャッチフレーズだったような気がする。
「図書館」は人とうまく付き合えない人(子ども)が行く場所ではなく、誰もが当たり前に使っていくものという考えが広まるためには、図書館に携わる人間が「まっとう」な人でないと信じてくれない。自戒をこめて日々研鑽あるのみですね。
- 作者: 草間俊介,畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/01/27
- メディア: 単行本
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学生も社会人も知っておくべき社会の「暗黙知」のすべてがここに
とある。社会人となる理系の学生向けの本で、講義録なのでとて読みやすい(ってまた、こういう読みやすい本を買ってしまう・・・)今日買ったこの本を読んでいていくつか
外部からの評価と自己評価には大きな隔たりがある。自分で自分に値段をつけてみよう。自分がつけた値段の大体四割引きぐらいでしか評価されていないのが
社会の現実だ。
これは、社会人を20年近くやっててやっと分かってきた部分。
我々の学生時代、理科系の学生が実験に明け暮れて必死になって勉強をしているときに文科系の学生の多くは麻雀屋に通っていた。当時は「遊んでばかりでろくなものじゃない」と横目で見ていたが、あんなタバコの煙が充満した不健康な部屋で麻雀牌をかき混ぜていた連中がそれぞれの世界で偉くなっている姿を見るにつけ、「もしかして、アイツらは麻雀やりながら人をたぶらかす秘訣や、勝負度胸を養っていたのかな」と思うのである。
麻雀には全く縁がない私。でも人生役に立たないことはないんですね。