ふじやまのとびうお

 今月2日に古橋さんが亡くなりました。

 道徳の副読本「こころゆたかに」4年生には、この古橋さんの話が載っています。

 古橋さんの急逝で、24年前の伝記が再び注目を集めているという毎日新聞新聞記事がありました。

 

24年前に出版された子ども向けの伝記「フジヤマのトビウオ」(那須田稔・作、阿部肇・絵、ひくまの出版)が、古橋さんの急逝で再び注目を集めている。幼少期から世界の頂点に立つまで、努力を惜しまなかった半生を生き生きと描いている。

 

 著者の那須田さん(78)は静岡県浜松西高校で、古橋さんの後輩に当たる(古橋さんの当時は旧制浜松二中)。高校在学中の1949(昭和24)年8月、ロサンゼルスで開かれた全米選手権で、古橋さんが世界新記録で優勝したのをラジオで聴き、感動。同年秋、古橋さんが母校に凱旋(がいせん)報告に来たのが最初の出会いだった。

 児童文学作家になった那須田さんは、古橋さんの伝記を書くことを決意。本人をはじめ、小学校時代に古橋さんの才能を見いだした水泳部の中村桂三先生や部員仲間ら、多くの関係者に取材し、85年に出版した。

 那須田さんは、古橋さんの後輩だったのですね。
 静岡県学校図書館には、必携図書だと思っています。