◇司書教諭、配置進まず63%

 [http://mainichi.jp/enta/art/news/20090704ddm010040146000c.html:title=毎日新聞 特集 「第55回青少年読書感想文全国コンクール」 より

 

文部科学省は08年度の「学校図書館の現状に関する調査」の結果を公表した。

 これによると、司書教諭の配置率は63・0%に過ぎないことが分かった。司書教諭は学校図書館法により全校に配置することが規定されているが、11学級以下の学校は配置を当分の間免除されているために配置が進んでいない。学校図書館担当職員(学校司書)の配置率は43・0%で、昨年より2・7ポイント増えた。

 太字は、koyateru


昨年までの「学校図書館の現状に関する調査」の結果についての概要文科省 HP) には、司書教諭に関して

 司書教諭を必ず置くこととされる12学級以上の学校では、ほぼ全校で発令がなされているものの、ごく一部において未発令校も見られた。

 という記述のみでしたが、今年は、司書教諭発令の「全体の状況」が数字で挙げられています。

 ※日本の小・中学校合わせて約32000校のうち、半数が12学級以下であるため、12学級以上にほぼ発令されても、12学級以下に発令されないと配置は進まないことになります。