救いの手

 4月当初から、図書館改装に取り組み、10日後には、「図書館利用指導」の授業ができました。これは、前任校のノウハウをすべて総動員したから、これだけ短期間でできたのだと思っています。
 
 もちろん、ものすごい手間がかかっています。担当教員の私の手間なんて微々たるもので、学校司書の方と総勢35名のボランティア+16名のクラス役員の皆様の力です。

 今年は、「ボランティアの方が熱心だね〜」で話が終わらないように、きちんと「総仕事量」をデータで取ることにしました。
 メンバーが一覧になっているエクセル表を作ってもらい、毎回の活動時間を記録してもらっています。

 「学校図書館で授業改善」という場合の、「学校図書館」維持にはどれほど人の手が掛かるのか。それをきちんと示していきたいと思っています。

 4月5月の2ヶ月で、昨年の総貸出しの半分を超える貸し出しがありました。また、授業で当たり前に使っている学級も多いです。(これも<多い>ではなく、何の教科で一番使ったかを記録中です。)
 こうした変化に、自分たちの活動が役立っていると思ってくれていることが何より嬉しいです。

 そして、今日は、さらに「お手伝い」の方が来て、さくさくと仕事をしてくれました。分類パネルを作成し、風のように「じゃ、また金曜日。」と。

 また一つ元気をもらいました。
 がんばろうっと!!

 ふっと思い出した本
 

ええやん そのままで (エルくらぶ)

ええやん そのままで (エルくらぶ)

 原題は「IT`s OKAY TO BE DIFFERENT」(違っていてもいいじゃない?)です。関西弁で読んでしまうと、もう関西弁の本としてインプットされますので、関西弁でしかこの本は読めません。
 疲れたときの1冊にどうぞ。(子どもが読んで気に入るかどうかは不明です。)

 おまけ
 今の学校に転勤して、6年生に何度も「発音がおかしい!!」と指摘されます。(つまり関西のアクセントということらしいです。)
 私は、沼津に来たときに「絶対関西人だと気取られないように」、かなり注意して・・というか、頭で関西弁→関東弁に変換して話して来ました。
 でもまだまだアクセントまでは、直っていなかったようです。

 神戸の小学校に勤務した時は、但馬アクセントと神戸アクセントは微妙に違うので、保護者の方に「(言いにくそうに)子どものアクセントが、微妙に変わってきたんですが・・」と言われました。

 子どもの頃身に付いたものって、ずっと染みついているんですね。
 よくも悪くも。