山の話 2題
山の話 その1
[http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090620-OYT1T00527.htm:title=観光客増、荒れる世界遺産…屋久島に11年度から入山制限](読売新聞 ニュース)
環境省と鹿児島県屋久島町は、観光客の急増で環境破壊が進む世界遺産の屋久島で、2011年度から初めての入山制限に踏み切る方針を固めた。
昨年4月に施行されたエコツーリズム推進法の初適用を目指す。自然公園法とは異なり、地元市町村が立ち入り制限区域を指定できるのが特長で、違反者には30万円以下の罰金が科される。
宮之浦岳登山のために部活動合宿で屋久島へ向かったのは、19歳(大学1年)の時でした。東京から新幹線で博多→鹿児島→フェリーでしたが、出発した日は鹿児島泊で、次の日に屋久島へ着きました。なぜか体調不調者続出で、「宮之浦岳」登山をやめて、「木富岳(もっちょむだけ)」に登りました。
当然山頂からは、海岸線が見え、寄せる波がとても美しくて「島の山登り」にすっかり魅了されてしまいました。
その時に登れなかった宮之浦岳にいつか登りに行きたいと思っていたら、「世界遺産」になってしまい、そして(予想通り)入山制限が決まりました。
10年後ぐらいに行こうかなと・・。
山の話 その2
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ここにあるのは、決して名誉のためではなく、利のためでもない、仕事に誇りをもって挑む男たち。 いま、わたしたちが失くしつつある、日本の心の物語である。
(映画「劔岳 点の記」パンフレットより)
学生時代の愛読書であった新田作品が、こうして映画化されるということで、とても嬉しいです。
雑誌で新田次郎の長男である藤原正彦氏のインタビュー記事を読みました。
奥様や正彦氏のご子息も出演されているとか。ご子息の出演にあたっては、「丸刈り」が条件だったので、無理かなと思ったが、「おじいちゃんの映画ならと快諾」だったそうです。
映画館へ足を運ぼうと思います。
おまけ
長男は、山登りのサークルに入り、大学校内のクライミングボードでたまに練習をし、はては、何だかそこでバイト代ももらっているとか。長女は、「是非、夏の富士山でバイトしたいと言い出しました。(結局1ヶ月下山しないという条件があり、涙をのみました。)
夫は、「何で山になんか興味持つんだ!!」と怒っていますが、何を今更ですね。