第4回 授業力UPセミナー

 表記のセミナーを静岡で行いました。
 いつも通り、3本の模擬授業と50分のワークショップです。

 模擬授業は、10分で行い、参加者が、生徒になって授業を受けます。
 ・ 情報活用・・・新聞形式でのまとめ方   
 ・ ICT活用・・・情報モラル  
 ・ 読書指導・・・大造じいさんとガンーアニマシオン
「わたしはだれでしょう」

 模擬授業を受けるのは、とっても楽しいですが、いざ自分がやろうとすると、その構成に悩みます。
 今回は、初模擬授業者が2名でしたが、見事に大役を果たしてくれました。

 ワークショップは、6名+スタッフ2名の計8名で行いました。

 テーマは、「同じ作者の本を読む」です。

 文学作品を学習した後、その作家の他の作品を紹介することがありますが、本を揃えて、「読みましょう」というだけでは、うまくいきません。
 そこで、全員で他の作品を読み、読みの視点を与えることで、同じ作家の他の作品に興味を持ってもらうという展開にしました。
 4年生の国語の教科書に「あまんきみこ」さんの「白いぼうし」という作品があるので、『車のいろは空の色』の他作品を読み、共通点をとらえました。
 どの作品も6,7分で読めるので、とっても簡単にできます。
 
 次に、小学校で紹介したい作家の本を説明し、
 最後に、下の北部図書館へ行って、「自分のオススメ作家本」を探して
 みんなに紹介しました。
 紹介された作家が
 「斉藤洋」「岡田淳」「斉藤惇夫」「上橋菜穂子」「 荻原 規子」
 「伊藤遊」「富安陽子」でした。
         (当然、皆様本読み人でした。)
 伊藤遊さんの

つくも神 (ポプラの森)

つくも神 (ポプラの森)

 だけは、知らなかったので、読んでみたいと思いました。

 今年のセミナーは、授業力UPですから、読書も当然「どういう読書の授業をやるか」が分かるような構成にしています。

 本当に、わたし自身いい勉強になるなあと毎回思いながらスタッフとして差参加しています。充実の1日でした。