学校訪問

 東部地区の小学校から、「どくしょ優良賞」受賞を知っての訪問がありました。
 遠くからでも、図書館を見て、話を聞きに行きたいという気持ちが、学校図書館を変えていくのだな
 と思いました。

 ・電算化なし。
 ・司書有り。
 ・図書標準は達している。

 状態で、子供の読書の日常化を図りたいという希望だったので、いくつか、ヒントになる話をしました。

 1「機能する学校図書館を作る」という考えを示す。
  ・そのためには、まずは「廃棄」すべき本を全部廃棄する。
 2 全校児童が必ず足を運ぶ仕組みを作る。
  ・朝読書の学校図書館利用など。
 3 読書には、ステップがあることを知る。
  ・「名作」を読ませたいと思い、それらの本だけを並べても、読書習慣のついてない児童には、敷居が高すぎる。、

  などです。
  
  ここ2,3年訪問を受けた方が一番興味を示されるのが、「廃棄」についてで、まずここがクリアできないと、次の話ができないなあと感じています。

  でも、逆に、すぐにこれらの話を理解し、「廃棄」が完了すると、次の「司書教諭」の役割・授業でどう使うかについて、関心が向きます。

  短い時間でしたが、最後に2009年の夏季セミナー、2010年の全国大会の宣伝をさせてもらいました。