佐藤凉子さん 講演会(静岡)
昨年、沼津で行った佐藤凉子さんの講演会を今日は、静岡で開催しました。
今日の構成は、
1 6年生へ向けたブックトーク
「飛びたい!飛んだ!飛んでます!」
2 ストーリーテリング 2話
3 覚えて帰ろうショーットストーリー「ピクニックへ行こう」
4 リクエスト(ジャンピングストーリー)
くらーいくらい話
でした。部屋の広さと人数がぴったりで、たっぷり2時間ライブを堪能しました。
最後の新聞紙で作る「ピクニックへ行こう」は、20代の頃、学級開きや、低学年補欠の授業に入ったときによくやっていた「新聞紙ストーリー?」です。懐かしい!!と思いました。
私が使っていた本は、すでに絶版ですが、こうして「伝承」されていことは、嬉しいです。
以前勤務先の学校に来て頂いた時に、私の友人が
「どうして語られるようになったのですか?」と聞くと
「図書館員だから」と答えられたとか。
この答えに、プロとしての自負と、本物の大人を感じました。
※最後の「くらーい くらい」は、沼津で行った時に私が「どうしても」とリクエストしたショートストーリーです。今回も「是非」ということで、語っていただきました。
佐藤さんには、
- 作者: マーガレット・リードマクドナルド,出久根育,Margaret Read MacDonald,佐藤凉子
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また、会終了後
- 作者: 佐藤凉子
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担任を持っていて、コーディネート役がうまくできていないと思われる司書教諭のこと、勤務形態がかなり厳しい学校司書のこと、学校現場が非常に多忙化していることなども、もちろん承知の上で、それでも
「学校が15分という時間を(ボランティアに)用意してくれるのなら、そこでできる
最大限のことは何かを考える」
という考えが本当にすばらしく、「子どもと本を繋ぎたい」と思い続けている私にも大きなエールをいただいたような気がしました。
お話ミニ情報
◇秋に「どんぐり」のストーリーテリングをするなら・・・
・ドングリのイアリングを作ってしていくんだそうです。
ただし、虫が出てくるので、必ずどんぐりは、「冷凍庫」へ入れて死なせてから。
「冷凍庫」は知っていましたが、イアリングという発想はありませんでした。
参加者の皆さんの弾けるような笑い声を聞き、笑顔を見て、企画した甲斐があったと思いました。
参加して下さった皆様、スタッフとしてお手伝いをして下さった皆様
ありがとうございました。