古典

 朝の読書スピーチが続いている。
 先日

海底2万マイル (講談社青い鳥文庫)

海底2万マイル (講談社青い鳥文庫)

を紹介した子どもがいた。
 前回「青い鳥文庫 fシリーズ」を読んでいた子どもがいて,fシリーズの紹介をしたら、何人かは、一気にfシリーズ突入となったため、今回も、簡単に「古典」と呼ばれる作品群について説明する。

 そのため、「青い鳥文庫」「ポプラ文庫」「岩波少年文庫」の古典シリーズがちゃんと分かるように、司書の方に頼んで上手に配置換えをしてもらった。
 また、場所が少し狭い感じがしていたのを、書棚を少し移動し、取り出しやすいようにもしてみた。

 文字がまだ小さいため、抵抗のある児童用に、昨年揃えた「ダイジェスト版」(集英社)も紹介する。

 ここまで読めるようになると、「みんなが面白いと思っている本を読まない」ことが、完全に少数派になってしまうので、読んで一緒に話題にすることが、「日常」になってくる。

すぐに 

あさきゆめみし(1) (講談社青い鳥文庫)

あさきゆめみし(1) (講談社青い鳥文庫)

フランダースの犬 (講談社 青い鳥文庫)

フランダースの犬 (講談社 青い鳥文庫)

などは、借り手がつく。

 先日、ある方から
 「児童が読書することで、何が変容しましたか?」 
 と問い合わせがあり、
 
 「一番の変容は、本をたくさん読むことで、読む本の幅が広がってきた」
 と回答した。

 中学への橋渡しとして、「古典」「SF」「ミステテー」などが、ポイントだと思っているので、
 「ミステリー」を高学年のどこかで、きちんと紹介していく必要があると感じている。