聖心女子大 「教育メディア論」

 昨年に引き続いて、聖心女子大の「教育メディア論(絵本の読み聞かせをする)」にゲストトーク者として、学生に話をする機会をいただきました。

 最初の15分で、勤務先の図書館図書館が紹介された映像紹介
 
 その後30分で「絵本の読み聞かせ」について話しました。

 私が、読み聞かせや子どもが本を読むことの意味を知ったのは、ちょうど大学時代です。ですから、卒業して4半世紀、その時の思いをそのまま実践したことをありのままに伝えることは、とても幸せなことでした。

 堀田先生からは、絵本の読み方にいての講義がありました。「いい絵本」と「そうでない」絵本を対比して見せることで、なぜ、絵本が、子どもが最初に出会うメディアとして大切なのかが、十分伝わりました。

 昨年は、実際に絵本を100冊程度送り、実際に見てもらったのですが、「共有」できなかったので、今年は、「画像」を見せ、知っていますか?と問いかけました。
 
 歓声やら、懐かしい〜というため息など、たくさんの絵本と出会っている様子が手に取るようにわかりました。

 歓声があがった絵本

となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

14ひきのあさごはん (14ひきのシリーズ)

14ひきのあさごはん (14ひきのシリーズ)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんとてんぐちゃん

逆に、絶対、読んでいると思ったのに、予想外に反応がなかったのが

いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ)

いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ)

 
「読み聞かせは、字の読めない時だけに読むのではない」
「子どもが何度でも本を持ってきたら、いやがらずに読んであげて」という
ことは、伝わったと思います。

 学生の皆様は素晴らしい聞き手でした。

 2日続けて女子大へ行った私は、一気に「女子大」の魅力について考えることになりました。