出石 永楽館
夫が、「ラジオで、出石の歌舞伎小屋(永楽館)」のこと言ってた。」というので、調べてみたら、今年8月にオープンしたそうです。
解説によると
明治34年に開館し、歌舞伎や新派劇、寄席、活動写真など但馬の大衆文化の中心として栄えた永楽館が、平成20年に大改修を終えてよみがえりました。明治期に残る芝居小屋としては近畿地方に現存する唯一のものです。
昭和39年に、テレビ普及、娯楽の多様化などにより閉館されましたが、平成の大改修で、44年ぶりの復活ということになります。
松竹株式会社の「歌舞伎公式サイト」にも紹介されていました。
夏の帰省が10時間しかなく、いつもする町中散策ができずにいたので、知らない情報でした。
ついでに、出石まちづくり公社サイトも検索し、帰省気分を味わいました。
ふるさとが、多くの人で賑わっている様子を見るのは、嬉しいものです。
実家のある「出石」が、観光地となったのは、30年前ぐらいからで、高校の時、観光バスを眺めながら「何を見るのだろう」と思っていました。
が、実は「但馬の小京都」と呼ばれ、「宗鏡寺(沢庵和尚ゆかりのお寺)」とか「桂小五郎潜居跡滞在地」とか、よく紹介される「辰鼓楼」などなどが観光地となるのだと知りました。
きっと今なら「総合的な学習」の中で取り上げられているのでしょうが、当時は地元の学生として、「学校でこういうこと習わなかったけど、教えて欲しいなあ」と思ったのをよく覚ています。
ちなみに「『辰鼓楼』という時計を管理?していたのが、祖母の実家の時計家だった」というのが、祖父が私にする一つ話でした。
祖母が実家から嫁入り道具として持ってきたねじ巻き時計のねじを月に1度巻くのが私の小学生時代の仕事でした。
ということで、「歌舞伎小屋」のニュースを聞き、いろんなことを思い出した1日になりました。