川崎市立図書館 HPより

 児童書のことで、相談に乗っていただいた方から、川崎市が選定した
 
 「えほんだいすき」
 「かわさき 子ども読書100選 小学生版」
 「かわさき 子ども読書100選 中学生版」
 「ヤングアダルト向き「10代に突入したアナタ」にお]くるブックガイド」

 について、教えていただきました。

 これは、当然「川崎市」の子どものためですので、川崎市の先生方や公共図書館員の方々が作成されたものです。
 つまり、それだけの選書が出来るバックボーンがあったということだと思います。ハードもソフトもということです。

 こうすれば、各学校で知恵を絞って毎年リスト改訂に頭を悩ます必要もありません。また、絶版になってしまっているなどの書誌情報もなかなか各学校では大変ですので、いいなあと思います。

 読書に関しては、多くの方が興味を持つようになりましたが、「何を」「いつ」という部分を共有できるのは、すばらしいと思いました。
 また、リストがあると言うことは、当然公共図書館には本が揃えられているということでしょうから、市内の子ども達の共通の基盤ができていくことになります。

 私が思い描くのは、大人になって子ども時代を語るときに、いろんな思い出に混じって絵本や語りの話がふっと口を付いて出てくる人に育って欲しいということです。子ども時代の幸せな思い出は、決して色あせないんですよね。

 このリストで知った本

トイレにいっていいですか

トイレにいっていいですか

初版 1981年。新採用の時からずっと定番で読んできました。ずっと絶版だったと思っていたら、2002年に出版されていました。
 毎年、3年生までだったら4月に読んでいました。懐かしい!!