杉山亮さん講演会

 今日の講演会に先立ち、昨日市内の小学校で杉山さんによる授業が行われました。俳句の授業で、参観した先生は、異口同音に「よかった」「あういう手法もある」などと、感嘆しきりでした。ビデオがあるというようなので、後で見たいと思います。
 
 また、授業後に近隣4校の先生方が集まっての講演会もとても充実していたようでした。「子どもの本」の世界に触れることのない教員が「よかった」と思ってくれたという話は、本当に嬉しかったです。
 
 その世界の扉が固く閉ざされている場合は、最初が肝心です。

 私の場合のICTのように。

 だから、講演会の前にこの話を聞けたことで、「杉山さん講演会」は、今年も成功だと思いました。

 今回語ってもらったのは、今度出版される予定のお話です。
 「お話ライブ」として出版されるようです。(ポプラ社

 私は、小淵沢に何度も行くので、物語のイメージがより鮮明になって聞けました。爆笑する話って、なかなか聞けないですからね。

 また、「児童書の世界で発売日を待たれるのは今やゾロリしかなく、ゾロリがあるからこそ、子ども達が児童書売り場に足を運んでくれる」という話もありました。原さんのゾロリには、教養があふれていると言われ、それって、「こち亀」の秋本さんと同じかなと思いながら聞いていました。

 「ゆめ基金」は、来年度の募集も始まっています。
 すべて手弁当の会ですが、「ゆめ基金」自体が「草の根活動を支援する」という方針なので、継続して申請する予定です。
 運営も少しは、段取りが分かってきました。

 この活動により、読み聞かせに興味のある方が少しでも増え、子どもたちが、出会うべき時期にちゃんと本に出会えるようになればと願っています。