市立図書館読み聞かせ & 打ち合わせ

 久しぶりの読み聞かせ。多分、過去最高の30名弱。小学生は 1/4 程度?

私は、この1冊

ぞうの金メダル

ぞうの金メダル

 斉藤洋の絵本。北京オリンピクの熱気が醒めやらぬうちにと。
 「ゾウの金メダルは、何個かな?」で、慌てて最初から数えることに。
 最後のメダルが「ノーベル賞」だったのをきちんと押えず、失敗。結構難しいオチでした。


ぎゅうぎゅうかぞく (ひまわりえほんシリーズ)

ぎゅうぎゅうかぞく (ひまわりえほんシリーズ)

 読む前に「大家族の人数は?」と聞いていましたが、聞いている姿を見ながら、子どもには「大家族への憧れ」ってあるのだなあと思いました。
 
終了後、「若いお父さん」から「ちょっといいですか?」と「読み聞かせの質問」を受けました。
実は「若いお父さん」ではなく、大学で読み聞かせを研究しているゼミ生でした。担当の先生が、
子育て支援センターで読み聞かせを行っていて、夏の課題レポートが「地域の読み聞かせを聞いて」というものらしいです。そして、今後その支援センターで実演するのだそうです。
 まだまだ実戦経験0なので、イメージだけでの質問になっているのですが、それでも「面白ろそう!!」だからという感触があるようで、そこが何よりだと思いました。
 ついついお節介で「親になったら、イベント的に読むではなく、日々絵本のある暮らしっていうようになると、いろんな新しい世界が見えて来る」と伝えました。

 質問に答えながら、私が人生初めて「読み聞かせ」をした時のことを思い出しました。
読み聞かせをしているサークルに頼み込んで、『おしゃべりなたまごやき』を読んだのです。20分は掛かるので、結構緊張しましたが、「やってよかった」と思える反応があったから、今の私があるのだなあと。だから、「やりたい」とか「興味ある」という若い方には、特に丁寧に伝えるよう心がけています。

 今日の読み聞かせには、保護者が数名参加していました。「読み聞かせ」の裾野は拡がってきているとは確実に思いますが、行政サイドでできる「読み聞かせ支援」は、限られているなあと感じています。だから、一市民として参加しているこのボランティアで、どこまで何ができるのかと模索しているのだと思っています。