出勤

 日直。
 運動場の総合遊具の工事が入っていました。
 2学期から新しい遊具で遊べます。ジャングルジム・滑り台・ブランコは、永遠の遊具なんだなあと思います。

 先般紹介した、滋賀県高月町立図書館長の明定義人氏から、本日著作が学校に届き、拝受いたしました。
 図書館関連雑誌に執筆した文章を、六夢堂という名の自費出版冊子としてまとめられたものです。
 中でも『学校図書館公共図書館の連携のために』(2003.7)は、知りたかったことが、総論として語られ、かなりの疑問が解けました。
 特に総合的な学習と図書館に関する文章は、私にとって、超タイムリーなものでした。
 引用されている学校教育関係の本は、「学校運営研究」だったり「授業研究」だったり、「実践国語研究」だったりし、多岐にわたります。
 現場の教員である私が、いろんなことを「知りませんでした」というもの悲しいですが、だからこそ学び必要があると解釈することにします。

 また、さすが先見の明があると感じたのが、以下の文章です。
 (書かれたのは、2000年です。)
 

「総合的な学習」の実践例などを読むと、「調べごっこ+発表会」になってしまい、「調べ方」の技術、発表したことを「まとめて表現する」技術の獲得という点で弱いように思います。
 やはり「技術」を意識的に教えることが必要なのです。それを「総合的な学習」で展開する可能性だってありましょう。

 太字はkoyateru

 
 昨年から、市内図書館部で、多くの図書館関係者に伝えたいと思っていたことが、まさにこの「技術」(=情報活用スキル)の部分であったのですが、その部分を理解して、発信してくれている図書館関係者が身近(距離は遠いですが)にいてくれることが、心強いと思いました。
 きっと、今後更にお世話になることと思います。
 WEB上ですみませんが、よろしくお願いいたします。

 今日で、夏休み前半戦、終了です。
 
 例年になく暑く、また例年以上に移動が多く、また例年以上に知恵の必要なことが多く、体が今一つついて行けませんでした。
 明日1日休養して、後半は、東京・大阪(府立国際児童文学館)・兵庫(帰省・長女大学オープンキャンパス)・石川(白山登山)の予定です。