沼津市立図書館

 市立図書館の読み聞かせボランティアも、研究会などで出掛けることが多く、参加率は半分ぐらいになってしまいましたが、昨日は、久しぶりに代表の方と、打ち合わせ兼今後の方向性についての話し合いをしました。

 そこで、「沼津市読書推進計画」「図書館の指定管理者制度の導入の是非について、沼津市図書館協議会より答申」などの話題になったので、調べてみました。

 「沼津市読書推進計画」は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が平成13年12月に公布・施行されたことを受けて、各県で「読書推進計画」ができ、その県の推進計画を受けて策定されたものです。
 文科省のHPによると、「子どもの読書活動の推進に関する法律」の趣旨及び内容については以下の通りです。

 

近年、子どもの「活字離れ」や国語力の低下、対話による問題解決能力の低下等が指摘されていますが、読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。

 沼津市の計画策定の目的は以下の通りです。
 
 

 本来、本を読むことは楽しいものであり、発達段階にあった本を読む環境が整っていれば、子どもは自主的にたくさんの本を読み、そのことで無限の可能性が子ども達の前に広がります。
 子どもが自主的に本を読む環境を整えるには、子どもだけでなく周囲の大人も読書を楽しむようにすることが大切です。
 そこで本計画は、“本を読む喜びあふれるまち”を目指して「すべての子どもが、魅力と価値ある本を、読みたいときに読みたい場所で、自主的な読書活動ができるよう諸条件を整備する」ことを目的とします。

 太字はkoyateru
 「本を読む喜びにあふれるまち」。素晴らしいキャッチコピーです。
 沼津読書推進計画は、PDFで読めるようになっているので、関係されていると思われる方は、是非お読み下さい。学校には、冊子となって届いています。

 また、「図書館の指定管理者制度の導入の是非について、沼津市図書館協議会より答申を受けたのが、7月23日だそうで、全く知らない情報でした。今回の答申主文は、

 指定管理者制度は、導入しないものとする。
 ただし、今後公立図書館における指定管理者制度導入の動向を注視しながら、研究を継続するものとする。

となっています。市立図書館は学校図書館との連携が必要な機関ですので、動向には注目が必要かと思いました。