ここから始める司書教諭

静岡県総合教育センター 主催
「ここから 始める 司書教諭」研修に参加

 目的
 学校図書館公共図書館と連携協力し、授業や読書活動等を展開することにより、「読書県しずおか」の構築をめざす。

 目標
 各学校において学校図書館の中心となる司書教諭の業務についての理解を図り、自校での実践に役立つ力を身に付ける。

 静岡県は、平成12年から司書教諭を先行発令し、平成15年からは、司書教諭辞令発令者には、3年間全員悉皆研修を行っています。今回私が参加したこの研修会は、平成15年からの研修会の後を受け継ぐものであるとの説明を受けました。

 内容
 講義 1  「司書教諭の役割と業務」林容子先生@浜松市立上島小
 実践発表 「司書教諭はどのように授業に関わるか」木村千賀子先生@富士宮市立第4中

 講義 2  「司書教諭なら知っておきたい『総合的な学習の時間』に役立つWEBサイト」
 グループワーク・演習 「司書教諭『年間活動計画』を作りましょう!」

 

 「静岡県 読書推進計画(後期計画)」の目玉の1つは、「司書教諭の時間軽減(3時間程度)」
 です。でも「今は<時間軽減>ないから、何もできないよ!」と言っている司書教諭が、実際に3時間(年間 105時間)の軽減をいきなりもらったとしたら、きちんと「できる」かと言うと、それもまた疑問です。
 
 今日の研修は、とても有用でしたが、さらに各地区ごとの研修会で、司書教諭による模擬授業など「実際のもの」を見たり、ワークショップをしたりして、より具体になっていくようになれば、盤石であると感じました。