翻訳者 石井桃子さん

 毎日新聞 今日の本棚「私の3冊」は、詩人伊藤比呂美さんによる「翻訳者としての石井桃子さん」だった。伊藤さんは、高校の時から「翻訳者 石井さんの文章」に触発されていたという。

 私が、翻訳者 石井桃子さんの文章に対峙したのは、ほぼ1年間に渡って、巻は違えど、毎日毎日

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

を声に出して読んでいた時である。きっと、子ども達は、石井さんの美しい、リズムのある日本語の何かを感じ取り、毎日違う巻を「読んで」とせがんだのだと思う。

 新聞を読んで思い出した 懐かしい風景。