2年生 読書指導<科学読み物>

 2年生に<科学読みもの>読書指導を行う。「動物」「植物」「体」の3ジャンルから、短くて、「へえ〜度」が高く、絵本として優れている絵本を選択して読み聞かせをする。
 

ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)

ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)

はなのあなのはなし (かがくのとも絵本)

はなのあなのはなし (かがくのとも絵本)

とあとは、植物の「イチゴ」。
はてな検索で、700件近くヒットし、絞り込めずに断念)
ダンゴムシ」でなくて、
つのとはさみ―かぶとむしとくわがたむし (おおきなかがく)

つのとはさみ―かぶとむしとくわがたむし (おおきなかがく)

でもよかったが、かぶとむしは、「知らない」子どももいるので、全員触ったことにある、「ダンゴムシ」にする。

「イチゴ」の花が咲いているのを見た児童が8割近くいて、さすがに土地柄だなと感心してしまう。
 
 授業後、

ライオンのおもさはかれる? (児童図書館・絵本の部屋―ふしぎだな?知らないこといっぱい)

ライオンのおもさはかれる? (児童図書館・絵本の部屋―ふしぎだな?知らないこといっぱい)

 このシリーズでもよかったかなと。

 科学の本は、今まで読んでいた「お話の本」と違うことを確認し、4類の棚から選書させる。
 ここにも100冊近い科学絵本・知識の絵本が置いてあるが、「絵本」だと思ってうっかり借りても、かなり内容が高度だったりする本もあるので、中を見てから借りるように言う。

一番オーソドックスなシリーズは

こおりのくにのシロクマおやこ (親と子の写真絵本)

こおりのくにのシロクマおやこ (親と子の写真絵本)

であるが、生き物全般何でも大好きな子どもは、かなりマニアックな
きらわれものシリーズ (1)

きらわれものシリーズ (1)

というシリーズ本をきっちり借りていく。
 
 恐竜のシリーズ本は、かなり揃えてあるが、当然「好きな」子どもしか借りない。恐竜のシリーズで一押しは
恐竜王国〈1〉ティラノサウルス (恐竜王国 (1))

恐竜王国〈1〉ティラノサウルス (恐竜王国 (1))

 こうして、ジャンルを「特化」して指導していくと、読み物の幅が拡がることを、昨日に続いて実感した。

 たった1時間で十分指導できるのは、図書館が「使える」状態になっているからこそ。改めて、多くの方の手助けに感謝したいと思った。

 おまけ
 図書館改装を一からやりたい某学校の先生とその段取りについて、少し話す。「バーコード化されていない」ことを聞き、「・・・・」となるが、管理職の先生+推進したい先生の最低2人いればできるので、「お手伝いできることであれば何でもしますから」と伝える。
 図書館のことが全く話題にすらのぼらない地域で、一からやるのは至難だとは思うが逆に「一点突破」すれば、後は簡単なような気がする。