4年生 読書指導

 4月当初の一般的な、「図書館利用指導」以後、まとまっての読書指導を行っていなかったので、今までの読書を振り返り、少し読むジャンルを広げるために、1時間時間を取って指導を行いました。
 
 今日は、9類のジャンル「ミステリー」「ホラー」「ファンタジー」についての説明と簡単なブックトークがメインです。

 「ミステリーって知ってる?」と聞くと、
 「読んだ事ないけど、知ってるよ!事件が起こって、それを解決する話でしょ」との回答がありました。思わず「その通り!」。
 私は分からない場合、「ミステリーって、コナンみたいな話」と言うことにしています。

 今まで読んだミステリーを聞くと

ライオンの金庫 (キツネのかぎや 2)

ライオンの金庫 (キツネのかぎや 2)

わんわん探偵団

わんわん探偵団

の3シリーズが挙がり、

めいたんていネート 2るいベースがぬすまれた?!

めいたんていネート 2るいベースがぬすまれた?!

ぬすまれたダイヤのなぞ (名たんていカメラちゃん (1))

ぬすまれたダイヤのなぞ (名たんていカメラちゃん (1))

 この2シリーズは、読まれていませんでした。「カメラちゃん」は、初版こそ古いですが、今でも十分読める本です。
 「カシャ」という音と共に風景をすべて記憶してしまうカメラちゃんが主人公です。2ページほど読みました。

 そして、誰も読んでいなかったので

いつのまにか名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵)

いつのまにか名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵)

を紹介しました。
 この杉山さんのシリーズは、とにかく結構子どもにとっては、分厚いのに「あっという間に読めて、尚かつ十分面白いので、学級でブームになると、しばらくこればっかりになります。
 中1になった卒業生も5年の初めに大ブームになり、今まで「本を読む」習慣がなかった児童も一気に本好きになりました。
 
 ホラーは、
「怖い話」と言い、一番読んでいたのはでした。
 今読んでいる「ひなたまる」の作者、斉藤洋さんが書いた
ひとりでいらっしゃい―七つの怪談 (偕成社ワンダーランド)

ひとりでいらっしゃい―七つの怪談 (偕成社ワンダーランド)

も「怖い話だよ!」と言うと、ちゃんと借りていました。

 ファンタジーは、「妖精の出てくる話」と言いましたが、シリーズで「これ」と共有できるものがなく、9類の棚の前に連れて行き、「岡田淳」を教えました。
 教科書に載っていた「あまんきみこ」さんや、TVで放映している「あさのあつこ」さんを確認し、「岡田淳」の続きにある、「斉藤洋」さんの本が、9類で一番多い棚2つ分を占めていることを伝えました。
 「ひなたまる」を毎日堪能している児童は、「絶対面白い」と信じているので、こちらもたくさんの貸し出しがありました。