実物投影機だからこそ使える絵本

 絵本の中には、少し手を加えるだけで、授業の導入に使えたり、発展に使えたりする本も少なからずある。でもその絵本自体が小さくてよく見えない場合は、大きく映すしかなく、今まではせっせとTPシートに作って持っていた。
 TPシートに作れないカラー絵本は、接写してカメラ屋さんでスライドを作ったりもしていた。
 TPシートは、4校目まで使った記憶があるので、10年以上はフル回転だった。学級開きに使ったこともある。

 でも、さすがにOHP機器がどの学校でも使われなくなると、長い役目を終えることになった。

 で、実物投影機である。

 これなら、今まで自作していたTPシートの代わりにただ映して、予想して欲しい言葉や場面を付箋紙で隠すだけでよいのだから、超お手軽である。

 そこで、予想しながら楽しめる絵本をいくつ

さる・るるる

さる・るるる

さる・るるる―ONE MORE

さる・るるる―ONE MORE

さる・るるるspecial

さる・るるるspecial

ばく・くくく

ばく・くくく

「ばく・くくく」は、断然高学年向きの話です。低学年で読むと、「??」とう表情をするで、注意を。

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

いっぽんばし わたる

いっぽんばし わたる

かくしたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

かくしたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

もぐもぐもぐ (主婦の友わくわくブックシリーズ)

もぐもぐもぐ (主婦の友わくわくブックシリーズ)

これはしかけ絵本で、答えが最初から隠されていて、めくると分かるようになっています。

 また、全校対象に読むような場合、大判絵本だと結構読みにくいですが、
小型版が出ている本だと、とても読みやすいです。例えば

はらぺこあおむし (ミニエディション)

はらぺこあおむし (ミニエディション)

などです。有名絵本で、ミニ版になっているのはこの際「実物投影機用」で持っているといいかもしれません。