書名を記録する

 理科の授業で、百科事典の使い方&書名の記録の復習を行う。

 1 植物や昆虫をポプラディアで調べて、最初の1行だけ写す
 2 出典を書く
 3 出典を書く意味を確認

 3年時の既習事項なので、1〜3で、20分ほどである。スキルアンケートでは、「背とつめを使って、百科事典を引くことができる」となっているので、4年生になって、「えっ、百科事典は引けるけど、背とつめって何だっけ?」と思う児童は、「いいえ」と回答するので、全員引けるのに、100%にはならない。

 今日は、「久しぶりだと思うけど、百科事典使うからね」と事前予告すると、「背とつめだよね!!」と明るく答えた児童がいた。「背とつめ」には、「大人の言葉の雰囲気」があるのかもしれない。

 出典の「書名」は、簡単に書けるが、ポプラディアのように、表紙に出版社が載っていない場合は、簡単ではない。

 本来、4年生で奥付の見方を教えるが、今日は簡単に、奥付を開いて、「ポプラ社」と言うのを確認させ、書かせる。

 調べる内容は、超簡単にして、「出典を書く」ことをこうやって日常的にやっていくと、定着するんだろうなあと思った。

 ※今日、授業で資料としたい冊子を見ていたら、出典「インターネットの情  報」とだけ書いてあった・・。本の情報がほとんどないので、ネットで確認したいのに、どういう言葉で検索したかも不明・・・。
 この「書名を記録する」意味って本当に「調べるスキルの基本中の基本」なんだと改めて思った。

 新学習指導要領は、自分で新旧を比較して(国語)いたが、
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 「削除」「書き加え」「変更」「移行」が、色刷りで分かるこの本なら、こぼれることがない。今週末の仕事に役立ちそうである。