「読み聞かせ効果」科学的にも実証

親子の脳内活発化 「読み聞かせ効果」科学的にも実証
(産経新聞 5月6日 8時配信)

 「読み聞かせ」の効果が科学的に実証されたのが初めてだそうです。

 親に絵本を読んでもらっているときの子供は、脳の喜怒哀楽を生み出す部分が活発に働いている−。日本大学大学院総合科学研究科の泰羅(たいら)雅登教授を中心とする研究チームが、「本の読み聞かせ」をしている親子の脳内の血流を最新装置を使って調べたところ、こんな結果が出た。読み聞かせの効果が科学的に実証されたのは初めてという。親の脳も一人で読んでいるときに比べ活発な動きをみせた。泰羅教授は「読み聞かせは親子の絆(きずな)をつくる」と勧めている。(中略)

 (読み聞かせ中の子供の脳は)脳内の「大脳辺縁系」と呼ばれる部分が働いていることが分かった。(中略)

 大脳辺縁系は喜怒哀楽を生み出し、その感情に基づいて基本的な行動を決めている部分場所。泰羅教授はこの場所を「心の脳」と呼び、「健やかに育っていくためには大脳辺縁系がよい働きかけを受け、情動が豊かになることが大切」という。以下略


 
 我が家の長女はよく、「私がこんなにいい子に育ったのは、『読み聞かせ』のおかげ」と言うが、それが実証された!?のである。
 3人に読み続けた感覚としては、とにかく「情緒の安定した子ども」に育った、(つまり切れたりはしないし、かなり我慢強い)と感じていたが、そうだったんだ〜と納得してしまった。

 次女なんかは、「いいよね、お母さん3人ともいい子どもに育って(つまり、自分もいい子だと勘定に入れている所が!?である)羨ましい。絶対私の子どもの1人ぐらい変になりそうな気がする。」とか言うので笑ってしまう。

 でも当然、読み聞かせだけで子育ては乗り切れるものではなく、最終的には、何でもそうですが、「バランス」なんだと思います。


 おまけ 
 ちなみに、次女は「私がこんなにいい子に育ったのは、『読み聞かせ』と『キャンプ』のおかげ。」と言う。我が家のキャンプは、「オートキャンプ場」でのキャンプではなく、本当に昔ながらのキャンプ場、もしくは、河原だったしたから、かなり鍛えられたと思う。
 また、「富士山」に登っていないことに気が付き、この夏に父親と一緒に登るらしい。(長男が登ったのが、小1で、自宅を4時に出て、軽く日帰りで帰ってきたのも悔しいらしい。)