閑話休題(バレンタイン)

 書きそびれてしまったので、ちょっと休憩。

 バレンタインチョコが、どうも「友(達)チョコ」になりつつあるらしいというのを知ったのは、数年前。
 娘がバレンタインに向けて、手作りチョコレートを作り始めたので、「ふ〜ん」なんて思ってみていたら、どうも作る量が半端でなく、しかも「本命」にあげるにしては、いかにも粗製濫造。「誰にあげるの?」と聞くと、「友達」と聞かされ、納得したというワケである。

 で、当然1ヶ月後には、そのお返しがあるので、先日山のような、お返しのクッキー等を持ち帰ってきた。そして、私に2人揃って言うのである。「ねえ、シフォンケーキ作って!!」

 私の「シフォンケーキ技伝承」は、長男で途切れており、私は仕方なく「チョコシフォン」を2つ作って娘2人に手渡した。そして、誰が作ったとも言わず、涼しげな顔をして配り歩いたらしい。

 で、そのケーキを同じように涼しげな顔をして、ピアノの先生に渡したら、
「(チョコシションに入っている)ココアパウダ−がうまくなじんでるね。普通は結構ダマになって、うまくいかないこと多いんだけど」と言われ、何のことかさっぱり理解できなかった娘2人は、「母が作りました」と正直に言ったそうな・・。

 今からでも遅くないから、しっかり教えようと心に誓った日。