静岡読書研究会(児童書部門)沼津

独立行政法人 国立青少年教育振興機構が主催する「子どもゆめ基金」の平成19年度の申し込みを行うにあたり、今まで市立図書館で読み聞かせを行っていたメンバーを中心に、静岡の先生方にも声を掛け、「静岡読書研究会」を立ち上げました。
 
 今の読み聞かせグループは、市立図書館がオープンした平成5年に図書館が公募し、手を挙げた今の代表がずっと続けているものです。旧駿河図書館時代に3つしかグループがなかったため、毎週行うためには1つ足りず、それで公募となったらしいです。
 
 私が参加するようになった経緯は、何度か書きましたが、しばらく高学年が続いたのと、我が子が大きくなり絵本の読み聞かせが毎日はできなくなったので、どこかで小さい子ども相手の読み聞かせを始めたいと思ったのがきっかけです。
 たまたま、代表の方の娘さんと私の長男が幼稚園で同級生だと分かり、6年前から参加し始め、以後月に1度の開催を楽しみにしてきました。

 ボランティアを始めるにあたり、「とにかく続けてみることに意味がある」と言われましたが、たった6年でもそう思います。

 昨年は、今までの読み聞かせに加えて、「ゆめ基金」という活動を一緒に行うことが出来、少し活動が広がりを見せ嬉しい年となりました。

 今日は、その「静岡読書研究会」の児童書部門 IN 沼津 の会合でした。

 主な内容は、私が作成したHP(毎日読み聞かせ)を今後より「使えるサイト」を目指し、「ブックトーク」実践を集めることです。

 メンバーは、教員5名+ボランティア2名の7名。

 ひたすら、図書館教育と図書館本についての情報交換を行いました。

 今日の一番のヒットは

だからきみがいる―11のポップアップでたのしめるせいめいのれきし

だからきみがいる―11のポップアップでたのしめるせいめいのれきし

 紹介文は

宇宙のはじまりや、生命の歴史、進化の過程をわかりやすく紹介するポップアップ絵本。

とあります。しかけ絵本で、本当によく出来ています。しかけの一押しは、ビッグバンで、本当にビッグバンになっています!!(表現が稚拙ですみません。そうとしか言えません。)
 6年生の理科の学習にも、そして1年生への読み聞かせにも使えるオールラウンドな絵本です。絶対学校に入れて欲しいですが、貸し出しはまず止めといた方がいいでしょう。

 私は今後の「小学校入学祝い」は、この本に決めました。(ということで、甥っ子のTちゃん!待っててね!)
 
今まで、この手の話の基本絵本は、誰が何と言っても 

せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)

せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)

でしたが、すでに出版から40年経ち、しかも長いので私が最後に読んだのはいつ?というぐらいになってしまいました・・・。
 しかも、今思い出したが、本校にこの本は買っていない・・。

 終了後、そのまま市立図書館読み聞かせに出掛け、たまたま同行することになっていたこの本紹介者の方に飛び入りで読んでもらいました。聞いていた子どもは「ビッグバン」にどよめき、ある男の子は「もう1回やって!!」とリクエストしていました。これを読むと「実物大恐竜図鑑」は負けます。

 その他の読み聞かせ本
 

もしも ぼくがあかちゃんだったら (講談社の幼児えほん)

もしも ぼくがあかちゃんだったら (講談社の幼児えほん)

もしも ぼくにおにいちゃんがいたら (講談社の幼児えほん)

もしも ぼくにおにいちゃんがいたら (講談社の幼児えほん)

 そうまさんの絵本は、最初読んだとき、絵がシンプルでとっても今風なので若い方の作品かと思いましたが、何冊も読む内に、子どもへの眼差しが子育てを終わった方でないと描けないのかも?と思うようになりました。今日、私より年上の方と初めて知りました。なかなかどれも私のお気に入りです。
ぎゅっ

ぎゅっ

たかいたかい

たかいたかい

 多分今までで一番多い20名を越えていました。上手に聞ける「常連さん」がいて、とても読みやすいです。