静岡県教育計画

 静岡県には、通称2010プランという教育計画があります。

平成14年9月、静岡県教育委員会は、平成22年度までの本県教育の進むべき方向と主要な施策を示した静岡県教育計画「『人づくり』2010プラン」(にいまるいちまるプラン)を策定しました。
 策定以後、関係機関等との連携を図りながら、この計画の実現に向けた取組を行ってきましたが、このたび、中間見直しを行い、平成18年6月、後期計画として策定しました。これは、教育を取り巻く社会状況の変化に合わせ、新たな教育課題に的確に対応することをねらいとしたものです。

 この計画の読書の数値目標は、1ヶ月1人8冊です。年間にして100冊。学校全体とするならば、OKですが(つまり低学年がたくさん読むので)高学年には、少しきついかなという印象です。
 
 読んで欲しい少し長めの本なら300ページはあり、
 300×100=30000 となり、かなり日常的に「本を読む」生活をしないと達成はしないような気がします。
 
 本校では、初めて今年の4年生以上を、10000ページを目標としました。4年生ならまあ200ページぐらいの本が妥当で、50冊分になります。

 これを最低基準として、2010年までに倍にすればいいのかなと思案中です。どう家庭での読書を全校で日常化するのかについては、かなり綿密な計画と「人」の関わりが必要です。
 
 担任にとって、「どの時間で」、「何を」、「どうするのか」が簡単に理解でき、積み上げの必要性を感じられる具体的なものがあれば、OKです。
 
 でもどう考えても「学校司書」の存在は欠かないと思う今日この頃・・。
 ふ〜。

おまけ
 次女に「買っておいて」と手渡された紙切れに書かれていた書名

阪急電車

阪急電車

「あのねえ、あたなは受験生でしょうに!?」と言いたくなるのをぐっと堪える。でも私も読みたい。

 この次女は昨日
荻原規子って知っている?」と聞いてきた。朝読書で

を読んでいるらしい。ファンタジーは決して読まなかったが、「ファンタジーも結構いい」とか言っている。
 (「あなたが読まないから自宅にあったファンタジ−長編はすべて人にあげてしまったんだけど・・」と言いたいのを堪えようとしたが、言ってしまった。)

 まあ、いいでしょう。「食わず嫌い」ってうのは良くないですから。