教育情報誌静かなブーム
新教育の森:教育情報誌、静かなブーム 「我が子の幸せ」願う読者に浸透]]]
(1月28日 毎日新聞)
保護者向けの教育情報誌が相次いで創刊されたのは、2,3年前。
地方都市はともかく、都市部だと売れるだろうなあと思っていたが、「日経キッズプラス」は8万部。edu(小学館)は、9万部。プレジデントファミリーは、15万部・・。
もうほとんど関係ない我が家としては、小学校教員として「今時の世相」を知る本としてチェックしている。
先日図書館でチェックしたら、「日経キッズ」がその道のエリート大学生?に「小学校の頃やっていたことで役だったこと」をインタビュ−していた。インタビューは、知性(超難関とされる某大学)、音楽(音大だったかな?)、スポーツ(体育会系大)の3ジャンルで、知性大学生で目立ったのは、「自宅に本がたくさんあった」と共に「読み聞かせ」がかなりあった。
この記事を読んで、「じゃあ、読み聞かせをしよう」と思い立ち、毎日続ける保護者がいるかどうかは、不明です。が、知的になるかどうかは置いておいて、
「情緒の安定」「気だての良さ」だけは保証いたしますので、小さいお子様のご家庭では、是非是非読んで欲しいと願っています。
ちなみに、もちろんこういう記事の場合、バランスを取るように、「そうは言ってもね」という立場の方の発言があるのがおきまりですが、それが養老先生でした。養老先生の発言は、その通り!!と思っています。だって、「やってみないとわからなかった」というのは、本当でしたから。
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親ができる限りの情報を集め手だてを尽くせば子供がすくすく賢く育つ。そんな因果関係が成り立つと思いこんでいるようだが、保証はない。子育てはやってみなければわからない。子育ては、田を育てるのに似ていると思う。毎日手をかけてよく観察しても、どんな米ができるか完全にはわからない。ところがサラリーマンは組織のやり方を子育てに応用し、「こう接すれば子供はこうなる」と考えてしまいがちだ。
多くの人が雑誌を読むという。何が起きるのか。情報ははんらんする習性がある。雑誌を買う親は善意なのだが、情報が流通すればするほど、ある仮説や手法が根拠なく定着してゆく。
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太字はkoyateru