谷川さんの詩

一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある

　学校図書館実践研究会第４回セミナーで紹介された詩集。

　やっと買って読了。私の一押しは、谷川さんの
「やわらかいいのち−思春期心身症と呼ばれる少年少女たちに」

・・・・どこへいこうとも
　　　　あなたはあなたに帰るしかない
・・・・

　中高校時代、私が精神のバランスを保てたのは、たくさんの本から紡ぎ出される「言葉」であった。
　詩もよく読んだ。この詩が若い人達の心へ届くことを願っています。

　おまけ
　高２の長女「ねえ、内田樹ってお母さん知ってる人だっけ？」と聞くので「何で？」と問い直すと、
　某模試で国語の問題文に出されたらしい。「分かり易い文章だった」と言うが、出典までは記憶にないらしい。