第53回 学校読書調査

 昨年度から、本校では学校読書調査と同じ項目での調査を行っている。

 毎年質問項目が変わるので、同じ項目で調査し、全国平均と比べて、本校の実態を知るようにしている。
 
 以下は、第53回学校読書調査より抜粋(2007.10.27 毎日新聞)した
 質問項目とその回答

 「全校で一斉に本を読む時間」があることで変わったことがありますか?(いくつでも)
 1 本を読む時間が増えた      50
 2 本を読むことが好きになった   43
 3 本屋へ行くことが増えた     28
 4 学校図書館へ行くことが増えた  23
 4 特に変わったことはない     23

 一斉読書の時間を良くするにはどうしたらよいと思いますか?(3つまで)
 1 学校図書館に魅力的な本を揃える  55
 2 学級文庫に魅力的な本を揃える   41
 3 友だち同士で本を薦め合う     40
 4 学校図書館の開館時間を延ばす   33
 5 たくさん本を読んだ人を表彰する  31

 読む時間があることで、「本屋へ行くことが増える」というのは、本校でも実感している。新パソコンが入った2学期以降学年ごとの貸し出し
人気ランキングを集計したが、6年生は実際に読んでいる本と合致しない。それは今読んでいる本の 1/4 は、自分で買った本だからである。手軽な文庫本があるので、気軽に買えるのだろうと思っている。

 また、「一斉読書の時間を良くする」ための 3 友だち同士で本を薦め合うについては、本校でも友だちからの紹介で読むきっかけを作った児童が多く、実際に今まで以上に時間を確保していきたいと思った。
 「たくさん本を読んだ人を紹介する」については、体育系の表彰があるなら、バランスとしてあって当然かなと感じている。

 最後に、小学生が1ヶ月に読む本の平均が9.4冊というのは、高い数字だなあと言うのが、本音である。
 一番多いのが、16冊以上の17%・次が10〜15冊の16%・・。

 昨年の9.7%を知ったとき、「1年から6年の平均なら、まあ妥当かな」と思ったものの、実際は4年生〜6年生の平均と知り、「かなり読む学校ばかり」と思った。
 図書館関係者の方に聞いても、「かなり読む」という印象であった。

 この数字は、家庭での読書が日常化していないと、出てこない数字である。