聖心女子大「教育メディア論」講義

 堀田先生が担当されている、聖心女子大「教育メディア論」で、第1回 ゲストトーク「本の読み聞かせをする」という講義の機会をいただきました。この日が学校の代休日だったので、ゆっくり参加できました。
 
 40分をどう組み立てればいいのか見当がつかなかったのですが、「最初に読み聞かせ」と言われて、とっても気が楽になりました。

 一期一会の皆様との読み聞かせがつまんないものだったら、「なあんだ」ということになるので、「厳選」4作にしました。

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 究極の3択。最初に緊張気味だった学生さんも、そうか!と理解すると、楽しんでくれました。
 

コッケモーモー!

コッケモーモー!

 最近のお気に入り。1分で読めて、お話の醍醐味が味わえるなあと思っています。6年も前の本だったなんて・・・知らなかったなあ。

ポップアップ 人体えほん―からだのふしぎがとびだすよ!

ポップアップ 人体えほん―からだのふしぎがとびだすよ!

 見てびっくりの飛び出す人体絵本。堀田先生が絵本を持って、後ろの席まで見せに行ってくれました。
実物大 恐竜図鑑

実物大 恐竜図鑑

 昨年出版されて、いたる所で紹介しています。とにかく学校図書館には絶対置いて欲しいです。
 
さる・るるる

さる・るるる

これは、さる ○る をみんなで考えていく本。1分で十分楽しめます

さる・るるる―ONE MORE

さる・るるる―ONE MORE

「ワンモアもあります」と紹介したら、どよめいていました。
さる・るるるspecial

さる・るるるspecial

今検索したら、こんな本も出てました。知らなかったです。
さる・るるる・かるた ([かるた])

さる・るるる・かるた ([かるた])

これは子ども達と遊んだかるた!懐かしい!!
ばく・くくく

ばく・くくく

 これは、ばくの失恋物語。個人的には非常に受けた本なのですが、さすがに小学生には、ちっとも受けませんでした。
※ワンモア以下は紹介していません。

 内容は、具体的にということで、学校と家庭の2本立てにしました。
 学校編では一番読んだ2年間で

を13巻読み続け、作者の斉藤洋さんに来校していただいたのが、1番の思い出だという話や、その6年後、さらにはその5年後の感想などを紹介しました。
 家庭編では、3人の子どもに初めて「読み聞かせを総括する作文」を書かせました。この講義の機会がなければ「知らなかった」ことで、読んでてよかったなあと改めて思いました。
 最後に現在の学校図書館を紹介して、無事終了しました。

 とにかく、とっても熱心に聞いてくれたのが、本当に嬉しく、また感激しました。読み聞かせの奥の深さ?も伝わったようです。
 
 10年以上前のアルバムをひっくり返し、写真をスキャナで取り込んだり、斉藤洋さんからのお礼のハガキが出てきたりと過程を楽しむことが出来ました。

 堀田先生からは、「今当たり前にできることも、いつか誰かが教えてくれたからできること。」と話がありました。それを聞いて、私はどうして小学校の時から活字中毒という程(最近は、ちっとも中毒ではありません・・)本を読めたんだろうか?と考えました。
 いつか、母親に「何で本が幼稚園の時から当たり前に読めたのか?」と聞いたら、「ずっと本を読んであげたから」との返事が・・。
 それを聞いて、全く記憶にないことがショックだったことを思い出しました。私の記憶にある読書の原点は、「幼稚園での紙芝居」「小1の時の国語教材『ふしぎなたいこ』」です。その「ふしぎなたいこ」の作者である石井さんの本に出会ったことが「読み聞かせへの道」に導いてくれたのですから、縁だなあと思っています。
 
 
 終了後の食事はとってもおいしかったです。