久しぶりにダール

 私がダールの本を初めて読んだのは、大学時代です。読んでみて、何て言うのか、底が浅くない人生を送ってきた作者なんだろうなあという印象でした。
 ありきたりの人生送ってきたら、こんな面白い文章書けるわけがないと思いました。あとがきを読むと、OO7の脚本を書いたとか、大人の小説も書く、とか
子どもの作家として、ずっとイギリストップの作家(今はハリポタの作者に抜かれました)だったとか書いてあって、納得しました。
 今回、ダールセレクションを買ったら、別巻として

ダールさんってどんな人? (ロアルド・ダールコレクション 別巻1)

ダールさんってどんな人? (ロアルド・ダールコレクション 別巻1)

が入っていました、丸ごとダールです。小学生が読んで面白いかどうかは、保証しませんが、(ダールマニアの子なら、OKです)私は、もの凄く面白かったです。
 訳者の灰島さんは、「読み応えのある児童書」を訳している印象がありますが、肩のこらないこのような本も訳しておわれるのを初めて知りました。
 訳も読みやすかったです。
 
 ダールの本は、新装版になってからセットで買っていますが、
チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

 映画化のおかげで、紹介しすくなったし、この本がOKなら、他の本にも手を出してくれるようになりました。
 
 高学年になったら、「作家」を意識して欲しいので、「ダール」は、しきり板を作成する予定です。(15冊以上ある作家は、やっぱりしきり板をして名前を覚えて欲しいです)