新図書館ソフト

 市へ提出する図書館関係データの必要に迫られ、図書館管理ソフトを見ていて、いろんなデータ集計ができるのを初めて知る。
 
 主にできること
 1 各学年(クラス)貸し出し冊数月別集計
 2 貸し出しクラス(学校)順位
 3 貸し出し分類別集計
 4 貸し出し人気本順位
 
 などなど。人気本ランキングを見ながら、まだ新ソフトが稼働して1ヶ月半なのに、10回以上借りられた本なんていうのは、本当に人気本なんだなあと思う。(ざっと見て、多分『ゾロリ』が1/4は入る)

 クラスの月ごとの貸し出し冊数(個人の冊数)などは、担任へ渡せば目安になるかもしれない。

 22万アクセスありがとうございます
 「メリットは何?」
 
 先日杉山亮さん講演会の件で以前から知っている方にちらし配布を依頼した時言われた言葉。
 12年前の赤木かん子講演会以来、多くの講演会を企画し、それ以来の知り合いの方で、
 「(ほとんどの利益は来る人が享受するのに)koyateruさんが、企画するメリットって何?」とのこと。

 正面切ってこんな風に聞かれたのは初めてで、返事に窮する。
 初めて考える。言われてみれば、講演会に来る人はとってもお得だと思う。それに比べて、企画者側がやることの多さよ・・。
 堀田先生のブログに
 「運営側になってみてわかるさまざまな苦労を推し量るリテラシーのようなもの」という言葉があったけど、自分のメリットは、そういうリテラシーが身に付くことかなあという気がしてきた。
 自分が聞きたい人の講演会を、誰も企画してくれないというのも大きな理由。

 
 思えば子ども関係でやらなければならない役はほとんどやってきた。
 こちらも或友人に
「普通教員って、<忙しい>の一手で役から逃げられると思うんだけど、どうしてそうやって役をやってこれたのか?」
と聞かれたことがある。その時も「何でだろう?」と考えた。
 まあ、「(役が来たのは)やりなさいということだからやる」程度の考えしかない。
 多くの役員経験者が役を去るときに、「やってよかった」という言葉を残すのと同じように、私も役をやって多分少しは成長したんだと思っている。「人の苦労を推し量るリテラシー」が多少なりとも身に付いたでしょうし。
 一番よかったのは、我が子にそういう後ろ姿を見せられたことかな?