東京
終日研究会
自分に何が不足しているか、自覚しなければならないのは当然で、そこから腹を括り、どう計画的に物事を進めなければならないのかを痛感する。
- 作者: 杉田久信
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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教師になって2年目3年目の2年間神戸の岸本先生の研究会に参加していた時に、岸本先生の実践を学校ぐるみでやったら、半端じゃない効果があるんだろうなあと思っていたが、その具現化がこの本にある。
ちょうど今日の午後の内容と重なる部分があるので、序章から引用。
学校には不思議なことがたくさんあります。
教科書とノートを使って授業をするのは当たり前のはずなのに、事実は
ずいぶん違っているのです。それは外部に「見せる」ための研究授業において明らかで、とくに算数では教科書やノートはそっちのけで、先生のオリジナルのプリントしか用いられません。
公開される授業で教科書を使わないことには理由があります。
実は、教育界では「教科書を教えるのはレベルの低い昔ながらのやり方である」とよくいわれ、「それしかできないのは教師に力がないからだ」という風潮ができていたのです。
(中略)
私が思うに、教科書はとても優れた教材です。とくに算数がそうで、先生にとっても教えやすく、子どもも理解しやすいように工夫されています。その点、先生の自作プリントによる授業は理解の早い子にはよくても、学力の低い子には適切ではないのです。
また第2章には、
<教科書とノートを大切にした「できる→わかる」授業を>
という項があり、そのまま新採教員テキストにしたいほどの内容になっている。
この項だけでなく、本全体が、当たり前と言えば、当たり前の実践内容になっていて、そういう実践を「学校ぐるみ」でやるのがいかに大きな効果があるのかが、詳細に語られている。こういう学校が「標準」になる日が来るのだろうか?と思った。
おまけ
その1
行きも帰りも新幹線は「こだま」なのに、700系だった。700系って「のぞみ」だけと思ってたのに、びっくり。初の700系乗車。自動販売機が付いていてまたびっくり。時刻表を見ると、「のぞみ」以外にも結構700系は走っていた。乗り心地がよく、行きは品川を乗り過ごして、気が付けば東京・・。乗り過ごしは人生初めて。
電源があるらしいと聞いたが、見当たらず。車両の決められた席だけかも知れない。
その2
品川で、JR東日本の払い戻しを受けようとすると、一旦外の窓口へ行くように言われる。品川はJR東海だそうである。東京駅には、東日本と東海の両方の窓口があると教えてくれる。知らなかった。
大分駅構内の様子も分かり、外出も慣れたけど、まだまだ右往左往すること多し。