王岳登山

 昨日の午前中は、教育研究会(通称 教研)の発表だった。
 分科会は「国語」だったけれど、せっかくの機会なので、「授業を支える図書館」の話を半分する。1学期末に3年生以上で、説明文教材を終わった後の<書く>学習は、図書館資料が揃っていなければできない学習だからである。
 図書館関係者には、6月の授業と7月の市内夏季研修会で話したが、今回の参加者が、ほとんど違う教員ばかりだったので、いい機会であったと思う。
 発表後、興味を持っていただいた発言もあり、嬉しかった。

 ※長女、中3の時の担任の先生に会ったので、
「先生のおかげ(授業が楽しく、教科が好きになったの)で、中学の教師に なりたい」と言っていることを伝える。
 本当に、英語だけは(強調!!)今でもよく勉強している。
 結果はどうであれ、「いい先生に出会えた!」と思える学校生活であったことに深く感謝したい。
 話の最後に「このブログ読んでます!」と言われて、固まる。
「 ・・・・(なぜに?!)・・・」
 
 今日は、新車での、県外初お出かけ。
 当然「登山」である。常に私の知らない内に、山行計画が決められているので「登った山の名を言ってみて」とか言われても、ほとんど言えない。
 「王岳」という、西湖から2時間程度の山である。今日出会った登山者は、何とマウンテンバイクを担いだ熟年カップルだけだった。どう考えても、自転車で走るような登山道ではなく、謎である。
 下山は、速く下りたいので、正式な登山道ではない道を歩く。<ヤブ漕ぎ>という感じであった。
 歩くたびに、ヨーロッパアルプスが遠くなっていくのを実感するだけである。

 おまけ
 TVで、話題の本を読んだ気にさせる?番組をやっていた。
 

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

の紹介の時に、長女が
「今度、この人(?!)が高校の講演会に来るんだよ〜」と言う。
「こういうのは、親も聞いていいはずだけど案内プリントないの?」と聞くと「あるけど、平日だよ」と、しぶしぶプリントを見せる。
 演題は「21世紀をになう子供たちへ」である。
 
 案内ちらしには

 

(前略)・・・本校では、国際的に活躍できる人材の育成を目指し、海外修学旅行をはじめ、留学生の受け入れや異文化理解の講演など国際理解教育に力を入れてまいりました。
 本年度はこの活動をさらに充実させ、「異文化理解は日本理解から」をキャッチフレーズに、郷土さらには日本の美や文化・伝統を系統的に学ぶ機会をつくり、その一環として、「国家の品格」の著者藤原正彦お茶の水女子大学教授に、日本のよき伝統と精神を学ぶ御後援をしたいただくことになりました。・・・(後略)

とある。
 10月の修学旅行は、オーストラリア!と浮かれている長女に、しっかり本を読ませることにしよう。
 ちなみに来年は、ロンドンとパリだそうである。