読み聞かせ本

 『シナの五にんきょうだい』を公共図書館で読み聞かせ!

シナの五にんきょうだい

シナの五にんきょうだい

 
 私の愛読している「わしこ」さんの日記を読んでいたら、上記の標題が目に飛び込んできた。
 わしこさんは、かなりお怒りで
 
 

・・・しかし、「読み聞かせ」となると、さらに考慮した上での判断が必要であろう。誰が携わろうと、公共図書館やそれに準ずる場での「お話し会」や「読み聞かせ」で使用する本については、十分に検討したうえで選ぶべきだ。『シナの五にんきょうだい』について言えば、少なくとも、「弁髪」「シナという呼称」について検討すべきだったろうし、「絶版」の経緯についての学習も必要だったと思う。こういったことを、学習すれば、「子どもがよろこぶ」からという視点だけで、「読み聞かせ」に使おうという発想は生まれてこないだろう。あまりにも不見識な「読み聞かせ」にびっくりした。現場の図書館員はいったい何をやっていたのかと不信感を持つ。「お話会」は、ボランティアに丸投げかい! 横浜市は、図書館には司書を採用しているにも関わらず、こんなことでいいのか!

 
さらに
 

「子どもが読んでたのしいと思う本をえらぶべきだ」と主張している赤木かん子さんでさえ、ご自身が作るブックリストには、『シナの五にんきょうだい』や『ちびくろさんぼ』は載せていない。赤木かん子さんの言動には、「?」と感じることもあるが、これについては、彼女の見識だと思っている。

と続く。

 私は、復刻前の本で読み聞かせをしていたので、その復刻は買ってあるはず。
 読み聞かせ本(絵本)について、少しは「知っている」というなら、本の勉強は継続しなければならず、でもどこに行けば確定版の情報が得られると言うのだろう?たかが、読み聞かせ、されど読み聞かせである。
 絵本を毎日眺めているものの、知識のなさに愕然とする日々でもある。