子どもと読書

 今日市内PTA連絡協議会が発行する「母子草」という会報誌が届きました。市内の全小・中学生家庭へ配布されます。
 今回は、昨年度本校図書館の見学へ来校された方が編集員だったこともあり、特集は「読むー学校司書の紹介ー」です。
 そこに「子どもと読書」という題で原稿依頼を受けたので拙文が掲載されています。
 最後に、
「今年は学校司書元年で、沼津の学校図書館にとって画期的な年になると思っています。・・・」という一文を入れました。これは、このようになって欲しいという強い願いで書きました。何事も念じることが大切です。

 おまけ
 特集の前のページは「(中学生)わたしの主張大会」の発表者と題名が書かれています。発表した次女の名前も載っているのですが、珍しい名字なので、すぐに我が子と分かってしまいます。しかも題名は「読書」
 中学で配布されてすぐ、近くの子に「親子2代で出てる!」と言われたそうで、山田とか鈴木だったら、そんなことも気にせずにいられたはずなのにね。

 ついでに珍しく夕飯を一緒に食べた長男に
「もしかして、中学の時図書館で本1冊も借りたことないでしょ?」と聞くと、あっさり「ない。」・・・やっぱりね。あまりに貧相な読書経験はこれから苦労すると思うけど。

 その長男に「(本文に載っている)一人平均貸し出し120冊って、あり得ない数字だと思うけど」と言われる。それはね、機能している図書館をあなたが知らないだけなの。

 ※図書館で思い出しました。
 昨日、やはり違う雑誌に送った原稿の件で、編集の方から
「図書館って書いてありますが、図書室ではないですか?」との問い合わせを受けました。
 この答えは、ちゃんとこの母子草に書かれています。
 ・図書室とは、本を置いてある場所のこと
 ・図書館とは、司書など「人」のいる図書室です。
 
母子草に載っている「小学生におすすめの本」
 (学校司書の方の選書です)

うごいちゃだめ!

うごいちゃだめ!

読み聞かせをやると絶対子どもが大喜びします。

八方にらみねこ

八方にらみねこ

初版1981年。ものすごく集中して聞いてくれます。私は2年前に知って、それから読み聞かせ定番に入れました。
ドラゴン・スレイヤー・アカデミー (1) ドラゴンたいじ一年生

ドラゴン・スレイヤー・アカデミー (1) ドラゴンたいじ一年生

このシリーズ小学校の図書館に必需です。今日の朝読書で、これの本を読んでいた児童に、友だちが寄ってきて「ねえ、それっておもしろいの?」って聞き、「おもしろいよ」って当然ながら答えてました。
 小学校の場合、この口コミで読む本のブームがやってきます。

ジーク―月のしずく日のしずく (偕成社ワンダーランド)

ジーク―月のしずく日のしずく (偕成社ワンダーランド)

ジークも、もう出版され15年になります。出たときに、待ってました!って読んだのを覚えてます。

トンちゃんってそういうネコ

トンちゃんってそういうネコ

 選書した司書の方に「いいよ!」と言われた本。