赤木かん子さん

　午前中、沼津で

調べ学習の基礎の基礎―だれでもできる赤木かん子の魔法の図書館学

のダイジェスト２時間講座。
　１　百科事典の使い方
　２　目次と索引
　３　３点決め

　までを、コンパクトにまとめてくれました。

　午後　静岡
「読み聞かせ　入門講座」
　こちらは、夢基金の助成を受けて、今年立ち上げた「静岡読書研究会」主催の講演会。スタッフ５名を含み、５０名の参加がありました。

　昨年は、沼津で

絵本・子どもの本総解説―読んでほしい読んであげたいいっしょに読みたい子どもの本

にある本　３００冊を並べて講演会をやったので、今度は是非静岡でと企画しました。
　本は毎年山のように出るのに、自分が知っている手持ちのコマ（本）だけで勝負しようとすれば、どこかで歪みがきます。その歪みを関知できないままに、今を生きる子どもの前に本を差し出すことはありあえないと私は思っています。
　誰のために、誰を幸せにしようと思って、子どもに本を読むのかという原則を、かん子さんは、繰り返し繰り返しメッセージとして伝えてきます。
　聞きに来ていたかん子さんファンの中学生が
「言ってることは一つなのに、どうして何度も言うのか？」という感想を持ったと聞き、虚をつかれました。
　　
　読み聞かせブームは、今後も続いていくでしょう。そんな中、子どもを幸せにする読み聞かせが続いて欲しいなあと思いました。

　紹介した本でリアル系を少し

地球のてっぺんに立つ!エベレスト (児童図書館・絵本の部屋)

　昨年紹介した本です。「エベレストに登りたくなるでしょ！」ってかん子さんは言ってたけど、それはともかく、わくわくするのは確かです。
　（この本にも載っている）無酸素でエベレスト初登頂したメスナーは３０年ほど前に来日しました。東京の講演会に出掛け、抽選会で高級ダウンジャケットを当てたのが夫の自慢です。

ダンゴムシみつけたよ (ふしぎいっぱい写真絵本)

実物大 恐竜図鑑

ぼくはざりがに (おおきなかがく)

パンサーカメレオン (いきもの写真絵本館)

　読み聞かせボランティアの方はほぼ文系なので、この手の本紹介は絶対に必要だと思いました。

　参加して下さった皆様、ありがとうございました。

　次回は、９月８日（土）午後　沼津で　佐藤凉子さん講演会です。