お話フェスティバル

 年に2回行われる「お話フェスティバル」。今回の出し物は、何回目かになる

 せりふなしで、BGM(ビバルディの四季)に合わせて、あおむし(発泡スチロール球に色をつけたもの)が動いていく。最後の蝶は畳1畳以上あるので、子どもは大喜びしてくれた。

 読み聞かせボランティアは、高学年の担任が続き絵本を毎日読めなくなったのと、自分の子どもに絵本を読まなくなった時期が重なり、「現場感覚」を持ち続けたいという気持ちで始めたもの。もう5年になる。
 12月の出し物を検討しようとしたら、当日も含め、すべての読み聞かせ担当の月(土曜日)に予定が入っていた。今後3年間は激動の日々になるのだなあと改めて思った。プライベートを含め、諸々との折り合いをどうつけるのか試される日々でもある。

あとの発表は

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

など、定番中の定番であった。

 終了後、「わたしの主張大会」に出ていた次女を迎えに、文化センターへ。優秀の6名だけでなく全員が教育長様から表彰され、審査委員長から全員の講評があった。事前に発表者と題名が新聞に掲載され、珍しい名字であるので、何人かに声をかけられる。
 発表は聞けなかったけど、終わって安堵の表情をしていたので何よりだった。題名は「読書」。何でも、小4の時に読んだ「十五少年漂流記」が本の楽しさを知ったきっかけとか。今後もいろんな本に出会って欲しいと思う。
 会場で会を支えて下さっている多くの方々とお会し、話ができたのも嬉しかった。

 帰り道、私たちの反省会を聞いていた次女が
「『三びきのやぎのがらがらどん』 ってどんな話?」と聞くので
「えっ、読んだけど、何度も」と言ったら
「全然覚えてない。大体、お母さんの覚えている読んだ本と、子どもが読 んでもらって覚えている本は全然違う。」
と言われる。確かにね。普段の会話で子どもから突然湧き上がる
「ねえ、○○本に出てきた○○って・・」という本に全く覚えがないことが多々ある。
 これは、教え子との会話でよくあること。脳の働きって不思議。

おまけ

逆立ち日本論 (新潮選書)

逆立ち日本論 (新潮選書)

 内田先生の新刊。今日のフェスティバルを一緒にやった方から、図書館で予約した(一番乗りね)という本を読ませてもらう。最初の3ページは爆笑につぐ爆笑で、吹き出してしまう。内田先生が「おばさん」である理由がよく分かりました。注文してある本の到着を待つばかりです。