市立図書館読み聞かせ

 4月は仕事(PTA総会)だったので、2ヶ月ぶり。11時〜6月のフェスティバル出し物「はらぺこあおむし」の練習をする。3年ぶりなんだけど、すっかり忘れている。文章なしの、ビバルディのBGMだけで演じるもの。1時間ほどで仕上がり、昼食後、読み聞かせ。
 3人で読んでいるが、私は必ずトップバッターで、軽い言葉遊びで気分をほぐして、短めの本を1,2冊というパターン。あとの2人が、少し長めのお話を読んでくれる。

 

エイラトさんのへんしんのうじょう

エイラトさんのへんしんのうじょう

形と動物をあってっこしながら、読み進めました。「だえん(形)」というのが、さすがに分からなかったようです。
 
つみきでとんとん

つみきでとんとん

竹下さんの本は、
旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)

旅のはじまり (黒ねこサンゴロウ 1)

の方を先に知り、多くの幼年文学・絵本を書かれていることを後で知りました。この「つみきでとんとん」は
せんろはつづく

せんろはつづく

と同じく、どうなるのかな?と思わせる展開がうまいです。
いちにちごっこ

いちにちごっこ

偶然見つけた本。初読み聞かせです。どこへ行っても誰もいないので、一人で「かくれんぼ」や「おにごっこ」をする場面で、ちゃんとそのおかしさが理解できる聞き手でした。最後のハッピーエンドで、子どもたちは安堵の表情をしていました。結構楽しめた絵本です。
 
 図書館で見つけた本
さかさのこもりくん

さかさのこもりくん

同じくあきやまただしの本。いつもさかさにぶらさがっているこうもりくんは、話す言葉だって逆さなのです。つまり本当の気持ちが伝えられません。こういう子どもは、どこにでもいます。あきやまさんの描く子どもは、全部「現代」の子どもなんだなと思ってます。
あかいきしゃ―はじめてであうハングルの絵本 (韓国の絵本10選)

あかいきしゃ―はじめてであうハングルの絵本 (韓国の絵本10選)

何かの本で、今韓国の絵本を精力的に訳している大竹聖美さんのことを読みました。その大竹さん訳の「はじめてであうハングルの絵本」です。「アートン」という10周年を迎える出版社から出ていますが、私は知りませんでした。
ぼくの ともだち おつきさま (世界の絵本(新))

ぼくの ともだち おつきさま (世界の絵本(新))

ダーハンの文字なし絵本。スイス版は文字なしで、英語版は文字が入っているそうで、英語は見開きに載っています。そこに

 

編集部より)
 本書で、おもいろい文章ができましたら、小社編集部宛にお送りください。小冊子をつくりたいと思っています。

とありました。今でも受け付けているのでしょうか?
 ダーハンの絵は、優しいタッチで描かれていて、私のお気に入りです。

おまけ
 図書館で『現代』2007年5月号を借りる。もちろん、内田先生の文章を読むため。ついでに2006年12月号も借りる。
 そこには、「大好評連載」父と息子の中学受験という記事があった。
首都圏の受験事情の一端を知り、いかに我が家が暢気であるか実感する。大体我が家の昨日の夕食時の会話では、夫が次女に向かって
「えっ、おまえって中3なの?受験じゃん。中2かと思ってた。まあがんばれ。」でおしまいである。私は私で
「(塾に行ってないので)せめて公開模試ぐらい受けて、自分の力確認してね。」ついでに
「お母さん、この夏めちゃめちゃ忙しくて家にいないこと多いけど、自分で勉強してね。」で、おしまいである。
 でも長男に続いて次女の時にも、受験制度が変更になるなんてね。