この絵本が好き!
- 作者: 別冊太陽編集部
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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やっと購入して、チェックを始めました。とにかく単年度を総決算するこの姿勢は高く評価されていい仕事だと思います。絵本は、表紙がカラーでないと本当にイメージがしにくく、カラー図版をふんだんに使って1000円は、お手頃です。
この本の特徴の1つは、アンケートが充実していることで、半分のページを割いてのアンケート結果が収められています。今年のお題は
①わたしのベスト絵本(国内)
②わたしのベスト絵本(海外 翻訳)
③この1冊で絵本が好きになりました
の3本。私だったら何かなとしばし考えました。
で、「この1冊で絵本が好きになりました」は、絵本形式ではなかったものの、
- 作者: 石井桃子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1975/01/01
- メディア: 単行本
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・・・という話をたまたま近くにいた夫にしたら、何と
「あれって、ただいたずらでたいこを叩いただけで、ふなにされちゃう話だろ?俺みたいに繊細な子は、それだけでふなにされるなんて・・と胸を痛めるワケ。だから、全然好きじゃない。多分、太宰も繊細だから、新御伽草子書いたんだろうな〜」との言葉。
(はあ、繊細ね・・知らなかった)
ということで、自宅某所で30年近く手に取られることなく眠っていた「太宰治全集」
(→学生時代 バイト代 26000円をつぎ込んで買ったのはよく覚えてます。全13巻 同じ時期に買った芥川全集が11000円程で買えたので、そこで太宰作品の方が多くあると知りました。)
を開いてみるものの、1巻だけなく新御伽草子には出会えずじまいでした。他の作品を読み出すと、連休がすべてつぶれるので、また封印しました。
本の中には、当時の新聞切り抜きがありました。「太宰の入院中のカルテが空襲で焼けずに見つかった」というもの。新聞の字の小ささにびっくり。
おまけ
新聞切り抜きは、本当に好きでよくやってました。きっかけは、熱狂していた読売ジャイアンツ。中学3年間、多分欠かさず試合結果を切り抜き、その厚さは軽く50㌢を越えていました。もちろん、試合はTV中継されていたものはすべて見てます。神戸のローカル局だったサンTVは阪神戦をすべて中継していたので、阪神戦は試合開始30分前〜試合終了30分後まで見続けました。
その時間と熱意を勉学に振り向けていればもっと違った人生になっていたような気がしないでもありません。