第12回 絵本大賞

 第12回絵本大賞が、先日発表になりました。そのうち2作の紹介です。

1位のこの作品は、昨年たまたま店頭で一気に読み、その日の日記にUPしました。母の日に手紙を書きましょうと言われ、正直に母への気持ちを綴っていく男の子の話です。ぶっきらぼうな言い回しなんだけど、気持ちをストレートに言えるお母さんでよかった!と心から思います。
 絵本は、ここしばらく「読まずに発注」するのですが、久しぶりに「読んで買った」絵本です。

 後藤竜二さんの本は、大学時代(って書くたびに、もう30年前になるのだと、否応なしに再認識するはめになってます。)に初めて読み、気骨のある文章に惹かれていました。しばらく読んでなかったのですが、健在ぶりがとっても嬉しかったです。

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸

 これも書店で読み、即「購入」の本です。(大型書店らしい書店がない地方で、お〜という新刊に出会える確率は非常に低いです。大体、書店に行く時間もなかったりします。)
 この本の帯には

この物語が忘れられるのを 
 じっと待っている
 人たちがいる。

とあります。
 このフレーズで
昨年観た映画

私は「蟻の兵隊」だった―中国に残された日本兵 (岩波ジュニア新書 (537))

私は「蟻の兵隊」だった―中国に残された日本兵 (岩波ジュニア新書 (537))

を思い出しました。

 午後は、各教科の第1回研修会。

 アンケートのお願いと、アンケート後の日程を伝える。「読み聞かせガイドブック」は今の所、冊子の予定だけど、うまく行けばHPでもいいかも知れない。ここしばらく、私の本名での「検索」でこのブロブに来る方が増えているので、もうそろそろいいでしょうと思っています。

おまけ
「図書館」部会に参加していた友人が、明日の授業(中学 理科)のために「じんたん(電気を通すか通さないかの実験)を買いに行く」というので、「じんたんならあるよ」と手渡す。
 「何でじんたんなんて持ち歩いてるの?」と聞かれ、確かにねと思う。

 「歌舞伎十八番 外郎売」の話をするときに、「実はね」と「外郎(ういろう)」を見せるといいと、いただいたいたもの。「ういろう」のHPは読むだけで勉強になります。