読書開始 1週間

 今日で図書館開館1週間。ということは、読書の記録を配布して1週間なので、どのくらい記録したかを朝のうちに見ようと図書館へ。そうしたら、女の子が「読書の記録の計算(読んだ本のページ数を足していく)が大変だから電卓を持ってきた」と言ってきました。どう考えても3桁+3桁なので(筆算でやって欲しいよね!)とは思ったものの、気を取り直して読書の記録を見ると、1500ページも読んでいました。本の虫というタイプではなく、ごく普通の子で、本のことを話すときの顔が紅潮しています。
 あ〜嬉しいんだなあと思えて、こちらまで嬉しくなります。 

 読書の記録は、「書くのがイヤだから、読書もイヤ」とならないような配慮が必要です。
 それには、「書きなさい」ではなく、上手にコメントを書けている子の紹介をし、そうでない子には、読んだ本を聞けばいいのです。そして、ちゃんと本のコメントをしてあげ(本のことは、はったりでも何でもとにかく何らかのコメントが出来る実力が必要)、読んだ本を褒め(ここが大事)ると、書くようになります。
 
 本の世界に入って欲しいと願うのなら、「敷居は低く」でも、「指導はきちんと」がモットーです。

 クラスには1000ページ越えが3人もいて、たいした読書量だと感心してしまった。もうしばらくしたら、ブックトークを開始しようと思っています。