本紹介(続き)

 「今の本」ということで、昨日紹介した(する予定だった)本
 

たんていワンダ (わくわくえほん (7))

たんていワンダ (わくわくえほん (7))

 斉藤さんの本は「全部買っても大丈夫」です。(あくまで私の主観)斉藤さんもデビューしてからもう20年経ちます。講演会でデビュー作「ルドルフ」の誕生秘話を聞いたことがあります。
 外出時には、絶対欠かさない読み物の本を忘れたので、(活字中毒だから)仕方なく買った新聞に載っていた「児童文学作品募集」の新聞広告を見て「自分が取る」と確信したそうです。
「その時に、本を忘れてなかったら、児童文学作家 斉藤洋はなかったのですか?」という質問をしたかった!と今でも思ってます。


 

絵本 アンネ・フランク

絵本 アンネ・フランク

「絵本は、女 子どものもの」と内心思っている方には、「あすなろ書房」の本や「片岡しのぶ」さん訳の本を紹介します。大人の本はすごく読むけど、絵本は読んだことがない方にもオススメです。

たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ)

たまごにいちゃん (ひまわりえほんシリーズ)

 あきやま ただしさんの作品は「へんしんトンネル」が一番有名かもしれません。自分で物語本を読めないタイプの子どもには、この手のシリーズは必需です。
 この本は大人が読むと、たまごにいちゃんを「自立して家を出ていく子ども」に見立てるようです。

[rakuten:book:11182141:detail]
 ローレン・チャイルドの本を初めて読んだとき、自分の感性とはあまりマッチしないけれど、今の子どもにはぴったりくるのだろうなと思いました。覚えておくといい作家です。本校は、すべて買ってあります。
 文章の字が「まっすぐ」には書かれていないので、読み聞かせをするのは、絶対下読み(事前に読むこと)が必要です。

ありがとうのきもち (からだとこころのえほん)

ありがとうのきもち (からだとこころのえほん)

 柴田さんの絵本を初めて読んだとき(「けんかのきもち」)、すごい書き手が出てきてくれて本当に嬉しかったのを覚えています。柴田さんの絵本は要チェックです。柴田さんのHP「りんごの木」を今日初めて読みました。

ぼくはざりがに (おおきなかがく)

ぼくはざりがに (おおきなかがく)

「読み聞かせボランティア」の方で4類(自然科学系)の絵本を積極的に読む方は、多分あまりいません。でも、聞き手である小学生のすべてが「物語好き」ではないのです。ですから、このシリーズは、本当にノドから手が出るほど欲しかった本なのです。
 とにかく大判なのがよく、さらに中には、見開きになっているページがあるので、開くと大迫力です。