委員会始動と読書ファイル

 委員会始動。もうすでに貸し出しを開始してしまっているが、その活動は昨年の図書委員会メンバーであった。いよいよ明日から新体制となる。
 「貸し出し」「返却」の仕事がないときは、「書棚の前に立って、どの分類にどんな本があるか、覚えましょう」と言ってみる。

 読書ファイルは、全員分テプラで「読解・読書ファイル」という背表紙を貼ってもらう。記録用紙も1年分印刷し、明日からの記録となる。

今日届いた「文藝春秋」には、おとなのための絵本館という新連載があり、第1回は、あさのあつこさんの「わたしたちのための三冊」という表題です。休み中に

大人が絵本に涙する時

大人が絵本に涙する時

を読んで、「そうか第何次か分からないけど、大人の絵本ブームか」と思いました。私が絵本を読み出した(って小学生の時も読んでたけど、それはここでいう絵本ではないのです)30年前(今、20年前かな?と思ったら、すでに30年前にという数字の方が正しかった!?)にもやはり「大人の絵本ブーム」だったような気がします。当時の貴重絵本月刊誌、すばる社から出ていた「月刊 絵本?」にもそのような記述がありましたし、原宿にオープンした落合恵子の「クレヨンハウス」などにも若い女性が多いという記事を読んだことがあります。
 でも最近のブームは、どうも当時のメルヘン大好き20代30代女性が牽引しているのではないらしい。人生の酸いも甘いも噛み分けた熟年の方々が、読み始めたのかなという感触である。
 文藝春秋が連載にするぐらいですから、世をあげての絵本ブームなのかなと思ってしまいます。
ここで紹介するのも何ですので、作家名だけ。「長新太」「内田麟太郎」「荒井良二」です。もちろん3冊共学校には買ってあります。

おまけ
 文科省全国テストに「家に何冊本があるか?」という質問があるそうです。中3の次女もテストを受けますが、何冊あるのでしょう?数えさせようかな?