書棚のツリー構造

 

という本が昨年出版されました。これは小学生のための「情報教育のテキスト」として2年がかりで完成した本です。500円で買えますので、一般の方にもオススメだと思っています。
 紹介パンフレットより
 

3年から6年の4年間に、2冊のテキストに収録された内容を学習することによって、情報社会を生きる子どもたちが身につけるべき情報活用能力を体系的に身につけることができる構成になっています。

 どこで思い違いをしたのか、情報教育=PCスキル能力 だと思いこんでいた私でしたが、この2年間で正しい情報教育を理解できるようになりました。
 
 で、この2冊の本の中で一番衝撃だったのが、5,6年テキストの「情報の構造化」です。
 教科書のポイントには
 

図書館の本の分類のように、枝分かれしながら細かくなるように分類されている仕組みのことを
「ツリー構造」といいます。

 

なかま分けして題をつけておくと、探したり選んだりするときに便利です。

 

コンピュータで行っていることも、私たちが情報のなかま分けすることもちがいはありません。
 情報を整理するということは、情報の「ツリー構造」を作ることです。

とあります。PCのフォルダにデータを保存するのに、最初は、1つ2つのフォルダで良かったのに、20を越えるようになると、「探しても探しても作ったファイルがない!」ことがたまにあり、(しかもよりによって重要ファイル)、途方にくれてました。
 「ツリー構造」を知ったからと言って、完璧な整理ができるようになるとは思いませんが、かなり楽になったのは確かです。
 
 ということで、この2日間は、書棚のツリー構造化ですべてがつぶれました。

関係ないですが、途中出てきた

新書365冊 (朝日新書)

新書365冊 (朝日新書)

を読み始めたら仕事になりません・・。最近の新書ブームで私は20年ぶりに新書生活に戻りました。最近の新書は20数年前から比べると、本当に字が大きいです。新書だけではないですけどね。