くんぺい童話館

 学生時代に山登りをしていたので、八ヶ岳周辺がとても好きです。ここには多くの絵本館があるのでよく訪れますが、ずっと気になっていて機会がなかった「くんぺい童話館」に行ってきました。

教師になった頃、よくこのお話を読みました。泳げない「たっくん」の話です。子供が共感するのでしょう、本当によく聞いてくれました。
 私はこの話がとても好きでしたので、急逝されて、もう新しい作品に出会えないのが残念でした。

 今回童話館の中にあった多くの資料から、奥様との出会い、そして童話館を作るまでの経緯を知りました。「3年は続ける」と決めてのスタートが平成元年だそうです。ですから+15年が経っていることになります。
 冬季は休館し、春からスタートで今日がその開館の日でした。(帰宅後HPを見て知りました)
 2007年が、くんぺい童話館での懐かしい本との再会でスタートしたことは、私にとって大きな意味を持つことだと感じ、童話館を後にしました。


おまけ
 帰りがけに「Komatsu Gardenn」へ寄って、2年前に枯れてしまった「ピース」の苗を買う。(夫)
 ここのオーナーは「後藤みどり」さんと言って、バラの世界では知らない人はいない(夫 談)のだそうです。私が「児童文学の石井桃子さん?」と聞くと「そうじゃなくて、・・・・」と延々バラ界の人物系譜を語ってくれるのですが・・・ほとんど記憶に残らず。
 私は園芸店はかなり足を運んでいますが、素人目にも、「おしゃれ」、でも「すましてなくて品がある」店構えで、「あ〜満開の5月半ばに来たい」と心から思いました。
 いただいたパンフレットには、

「育てるということは愛しむということ。」バラたちから、たくさんのことを教えてもらいました。

という後藤さんの言葉が記されています。