売れる書棚を作って36年

 毎日新聞の「となりの達人」というコーナーで、ここ3日間「売れる書棚を作って36年」という短期連載がありました。
 ジュンク堂書店池袋本店副店長、田口久美子さんの話です。

 専門は海外文学で、「約5万冊ある文芸書のうち、半分は書名を聞いた瞬間に置き場所が分かる」とそうです。
 本を読むことは書店員の基本。若い従業員には「とにかく棚へ行って本をさわりなさい。」と言うそうです。
 
 見事なプロの仕事ぶりに、元気をもらいました。(本校は)たかが、7000冊ですからね。

 おまけ
 その記事の中で、どの棚に置けばいいか悩ましい本が増えたとして

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

が挙げられ、(著者の内田先生は)武道家でもあるから、スポーツの棚に必要かも。と記されていました。
「へっ?内田先生本を、スポーツの棚に!」ねえ。

 先日、新宿ジュンクに行った時に、大人の趣味のコーナーに児童書が一緒に並べてあり、とても新鮮でした。「囲碁」「将棋」などです。
 図書館の棚を作る時に、(できるかどうかは別として)「書店」のレイアウトは本当に参考になります。