離任式

 育児休暇明けに退職される30代の先生が、新聞で「大平小の図書館紹介の記事」を読んだと前置きをされ、2冊の本を紹介してくれました。

「この本には、しかけがあります。知っていますか?」と言われたけど、何だろう?

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)

「主人公、バルサの強さに勇気をもらう」という表現だったと思います。離任式で「バルサ」に出会うとは思いませんでした。

 来年は、別の形で本校に来ていただけるので、一緒に図書館のことができたらと思いがふくらみました。

 送別会では、子どもの読書についての話で盛り上がりました。
 (真面目だなあ〜)

 今の図書館になって1年半ほどです。だから1,2年生は入学したときから、500冊以上の厳選絵本のある図書館しか知りません。「ゾロリ」や「レストラン」シリーズも全部揃っています。
 そういう図書館で育つとどうなるかと言うと、「ゾロリ」を読み終え、「レストラン」ブームがあっという間に来たかと思うと、2年生後半は「青い鳥文庫」に入っていったのです。その勢いがすごい!という話になりました。またある先生からは、今までだと<本なんて読まない>タイプの子どもが、嬉々として本を読む姿に、<本の揃っている環境の大切さ>を語ってくれました。
 きっと新天地で、図書館改革をしてくれるのだろうなあと思いました。