卒業式 無事 204日終了

 今日の卒業式をもって、2006年度204日が無事終了。

 卒業式の校長先生の話の中で、

二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

からの引用があった。本年度大きな話題となった本なので、卒業にあたって、子どもに読んだ先生は多いのだろうと思う。

 帰宅してもう1度読んでみる。

 人間は、いつの時代でもたのもしい人格を持たねばならない。人間というのは、男女とも、たのもしくない人格にみりょくを感じないのである。

 もう1度くり返そう。さきに私は自己を確立せよ、と言った。自分に厳しく、相手にはやさしく、とも言った。いたわりという言葉も使った。それらを訓練せよ、とも言った。それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。そして、“たのもしい君たち”になっていくのである。

 自分を振り返る「たのもしい人格」になっているかどうかを。

 卒業式でのこと
 子ども達が1年から6年を振り返る「よびかけ」がどこの学校にもあります。大概1年〜4年は、行事や「初めて習った九九」「リコーダー」などですが、今年はその中に、3年「毎日読んでくれた『なんじゃひなたまる』」という文がありました。
 初めての教務主任だった年であり、出張も多く、読み聞かせについては、この『ひなたまる』10巻@斉藤洋 (=100日)のおかげで、「何を読むか」を迷わなかったのを思い出します。
 
 10年前の3年生担任の時に、2年からのクラス替え有りの持ち上がりだったので、2年と同じ絵本を読めず、期待しないで読み出したのが、この『ひなたまる』でした。この時は、あっという間に「ひなたまる」ごっこの大ブームとなり、子ども達は多分半年は毎日「ひなたまる」に成り切り、手裏剣を作っては遊んでました。また、縁あって、作者の斉藤さんが学級を訪問してくれ、そのブームは最高潮を迎えました。
 ですから、2度目なので躊躇したのですが、この年も見事に「ひなたまる」ごっこは、大流行しました。しょっちゅう「ひなたまるごっごしよう!」と誘われ、何をするのかと一緒に遊ぶと、単なる「かくれんぼ」だったりしました。懐かしい思い出です。

おまけ
 私から「新宿 ジュンク」の話を聞いて、所用で東京へ行った夫もお金を握りしめて立ち寄ったらしい。仕事本よりも趣味本が多いような・・。
 

おりがみ新発見〈3〉古典から最新作まで300年の絵巻

おりがみ新発見〈3〉古典から最新作まで300年の絵巻

敬愛する「笠原邦彦」先生の本を買っていた。

以前書いたけど、私はパンダの折り紙を

紙とおり紙―Wide color (小学館の学習百科図鑑 (35))

紙とおり紙―Wide color (小学館の学習百科図鑑 (35))

この本で知り、来る日も来る日も折って誰からかまわず、差し上げていた時期があった。